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今際の読み方!「いまぎわ」と「いまわ」正しいのは?

今際の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「今際」があります。

問題

Q「今際」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

今際の読み方
  1. 「いまぎわ」
  2. 「いまわ」
  3. 「いまぎわ」と「いまわ」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「今際」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「今際」の読み方は、「いまぎわ」?「いまわ」?

読み方

今際の正しい読み方は「いまぎわ」「いまわ」どちらなのでしょうか?

漢字から察すると「いまぎわ」の気もしますが、「いまわ」にも聞き覚えはありそうですね。

「今」の音読みは「コン」「キン」、訓読みは「いま」となります。

一方「際」の音読みは「サイ」、訓読みは「きわ」表外読みとして「あい」「まじ(わる)」となります。

このことから「いまぎわ」は正しそうですが「いまわ」はどうなのでしょう。

結論を言ってしまうと、今際の読み方は「いまわ」が正しく、「いまぎわ」は間違いです。

つまり、答えとしては2つ目の「いまわ」ということになります。

さて、何故今際を「いまわ」と読むのでしょうか?

実はこれ、熟字を訓読みにする熟字訓と呼ばれるものです。

訓読みが漢字を日本語として意味が通じるように読ませるように、熟字訓とは熟語に対して日本語の意味が通じる読み方で読ませたものです。

簡単にいってしまえば、一つの熟語に対して訓読みをしているということですね。

他にも今日(きょう)明日(あした)昨日(きのう)等様々な熟字訓があります。

「今際」の意味

意味

今際とは、「死にぎわ。臨終。最期」の意味となります。

これは「今は限り」から来ているようですね。

今際を使った例文としては「今際の時」「今際に残した言葉」などがあります。

まとめ

まとめ
  • 今際の読み方は「いまわ」が正しい。
  • 今際を「いまぎわ」と読むのは間違い。
  • 今際とは、「死にぎわ。臨終。最期」の意である。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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