逸品の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
逸品
【読み方】
いっぴん
【意味】
この上もなくすぐれた品物や作品。絶品。一品。
あー、それってつまり、「とびっきりすごいもの」や「一級品」ってことやな。
そうや、まさに最高の一品、みたいな。これは、「品質」や「出来栄え」を評価するときに使える言葉やな。
【語源・由来】
「逸」は「世間的な枠を抜け出て優れている。」
「品」は「いろいろな物。しなもの。」
【類義語】
絶品、珍品
【対義語】
安物、粗品、際物、傷物、ぽんこつ
逸品(いっぴん)の解説
カンタン!解説
「逸品」という言葉は、とてもすばらしく、他のものよりもずば抜けて優れたもの、特に品物や作品を指すんだよ。例えば、芸術作品や工芸品、料理などが特に優れていて、一般的なものとは一線を画するような場合に使われることが多いんだ。
たとえば、「雪舟晩年の逸品」という文では、雪舟という画家が晩年に描いた絵が、特に素晴らしくて優れた作品、つまり逸品であるということを言っているんだよ。
他にも、「この料理は逸品だ」とか「彼の作った彫刻はまさに逸品」という風に使うことができるよ。それは、その料理や彫刻が他のものよりもずば抜けてすばらしく、一般的なものとは一線を画する品質を持っているということを表しているんだね。
逸品(いっぴん)の使い方
これはすぐれた逸品だね。
高い値がつくかしら。
鑑定士に見せたら、すごい値がつくんじゃないかな。
わあ。そうだったらいいな。どきどきわくわくしてきたわ。
逸品(いっぴん)の例文
- 秘蔵の逸品を10年に一度、一般公開しています。
- この絵画は、健太くんのコレクションの逸品です。
- このタペストリーは逸品ですね。
- いまだかつて見たことが無い逸品だ。
- 素人目に見てもすごさがわかる逸品だ。
逸品の文学作品などの用例
「逸品」と「一品」の違いを解説
「逸品」と同じ読み方の語に「一品」があります。
「一品」とは、
①一つの品。ひとしな。
②最もすぐれたもの。絶品。逸品。
という意味です。
「逸品」も「一品」も、最もすぐれた品をいいます。
しかし「一品」には、一つの品という意味がある点が「逸品」と異なります。
「逸品」と「一品」の違いについて説明しよう。まず、「逸品」は、とても優れた品物や作品を指す言葉だ。つまり、その品物が最上級であることを強調するために使われるんだ。
一方、「一品」は、まず「一つの品物」を意味するんだけど、それだけではなくて、その品物が非常に優れている、つまり「最もすぐれたもの」を指すときにも使われるんだよ。
あー、なるほどな。つまり、「逸品」はもうこれ以上ないほどええものや、最高峰のものを指すわけやな。
一方、「一品」は、ひとつのものを言うけど、その一つがめっちゃすごいものって時にも使うんやな。
これ以上ないほど素晴らしい、つまり最高の一品という意味があるんだ。