読み方で悩みやすい漢字の一つに、「漁火」があります。
Q「漁火」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
漁火の読み方
- 「いさりび」
- 「ぎょか」
- 「いさりび」と「ぎょか」両方とも
このページでは、悩みやすい「漁火」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「漁火」の読み方は、「いさりび」?「ぎょか」?
漁火の正しい読み方は、「いさりび」「ぎょか」どちらなのでしょうか。日常ではあまり使わない言葉なので、読み方が難しいかもしれませんね。
「漁」の音読みには「ギョ」「リョウ」、訓読みには「すなど(る)」「あさ(る)」「いさ(り)」があります。一方、「火」の音読みには「カ」「コ」、訓読みには「ひ」「ほ」があります。
現在では、漁火の読み方として「いさりび」「ぎょか」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。
正解は、③の「いさりび」と「ぎょか」の両方です。
「いさりび」と読む場合も「ぎょか」を読む場合も、意味はほぼ同じです。広辞苑の「ぎょか」の項目には意味の解説のあとに「いさりび」の記載もあります。
「漁」は「りょう」と読むことがありますが、「りょうか」と読むのは間違いになります。
「漁火」の意味は、「いさりび」も「ぎょか」も同じ
漁火の意味は「夜間、魚をとるためにたく火」です。
「漁」には「すなどる」「魚や貝をとる」の意味があります。また、「火」には「ひ」「ほのお」「あかり」「ともしび」の意味があります。
漁火を用いた例文には「沖に漁火が見える」があります。
まとめ
- 漁火の読み方は、「いさりび」「ぎょか」のどちらも正しい。
- 「いさりび」「ぎょか」とも意味はほぼ同じ。
- 漁火は「夜間、魚をとるためにたく火」を意味する。