【二字熟語】
自慢
【読み方】
じまん
【意味】
自分で、自分に関係の深い物事を褒めて、他人に誇ること。
【語源・由来】
「自」は「みずから。自分の。自分で。」
「慢」は「他をみくびっておごる。」
【類義語】
プライド、自負、自尊、自尊心
【対義語】
卑下、自嘲
自慢(じまん)の使い方
ともこちゃん。僕の新しい家を見る?
自慢したいの?
違うよ。とことんお金をかけてこだわって作ったから見てほしいんだよ。
やっぱり自慢したいのね。
自慢(じまん)の例文
- 腕力を自慢する。
- ゴルフの腕を自慢する。
- のど自慢大会に出場する。
- 健太くんの自慢話は聴き飽きた。
- ともこちゃんは、家族の自慢の種だ。
「自慢」と「誇り」「自信」の違いは?
「自慢」に似ている語に「誇り(ほこり)」「自信(じしん)」があります。
「自慢」と「誇り」の違いは?
「誇り」は、「誇ること。名誉に感じること。また、その心。」という意味です。
「自慢」も「誇り」も、自分のすぐれた性質、能力などに得意になるという意味で使います。
しかし、「自慢」は、自分のこと、持ち物、身内の人間など、本来なら謙遜すべき点を他の人の前で良くいうことをいいます。
多く、悪い意味で使われ、他人から見て価値がない場合があります。
対して、「誇り」は、他人から見て価値がある点についていうことが多く、必ずしも悪い意味には使わない点が「自慢」と違います。
「自慢」と「自信」の違いは?
「自信」は、「自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。」
という意味です。
「自信」は、自分で自分の能力を信じることをいいます。
対して「自慢」は、自分で自分のことを他人に誇ることをいうので意味が違います。