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「自粛」の意味と使い方や例文!「中止」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
自粛

【読み方】
じしゅく

【意味】
自分から進んで、行いや態度を慎むこと。

【語源・由来】
「自」は「みずから。自分の。自分で。」
「粛」は「心・規律などを引き締める。つつしむ。」

【類義語】
自重、遠慮、自戒

自粛(じしゅく)の使い方

ともこ
健太くん。不要不急の外出は控えるように言われていた自粛中はどうしていたの?
健太
家でゲームをしていたよ。
ともこ
無駄な時間を過ごしたのね。
健太
無駄じゃなかったよ。おかげでプロゲーマーになったんだから。

自粛(じしゅく)の例文

  1. アメリカへの渡航自粛を勧告する。
  2. 銀行業界は、政治献金を自粛することを決めた。
  3. スキャンダルが原因で活動を自粛することにしました。
  4. 差別的な意味が含まれるとして、その言葉の使用を自粛する。
  5. その事件の報道を自粛する。

「自粛」と「中止」の違いは?

自粛」に似ている語に「中止(ちゅうし)」があります。

中止」は、「中途でやめること。また、計画を取りやめにすること。」という意味です。

自粛」は、自分から進んで、行いや態度を慎むことをいい、他人から止めるように言われた場合は使われません。

対して「中止」は、他人からやめるよう言われてやめる、自分からやめるの両方に使うことができます。

また「自粛」は、始まる前の事柄に使われることが多いです。

対して「中止」は、始まった物事を途中でやめるという意味で使うことが多い点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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