「実践」の意味と使い方や例文！「実戦」との違いは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
実践

【読み方】
じっせん

【意味】
①主義・理論などを実際に自分で行うこと。
②哲学で、
㋐人間の倫理的行為。アリストテレスの用法で、カントなどもこの意味で用いる。
㋑人間が外界についてもっている自らの知識に基づき、これに働きかけて変革していく行為。マルクスとエンゲルスによって明らかにされた意味。

【語源・由来】
「実」は「そらごとでない。本当。本当の事柄。」
「践」は「ふみ行う。」

【類義語】
実行、履行

【対義語】
理論

実践（じっせん）の使い方

健太くん。何の相談をしているの？

クラス対抗バスケ大会で勝つにはどうすればいいか相談しているんだよ。

作戦会議も大事だけど、技術の向上には理論よりも実践よ。今から特訓しましょう。

ともこちゃんの特訓は厳しそうだなあ。

「実践」と同じ読み方の語に「実戦」があります。

「実戦」は、「演習などではない実地の戦い。実際の戦闘、または試合。」という意味です。

「実践」は、実際に行うことをいいます。

しかし「実戦」は、実際の戦闘、試合をいうので、読み方が同じですが意味は違います。