【二字熟語】
惹起
【読み方】
じゃっき
【意味】
事件・問題などをひきおこすこと。
【語源・由来】
「惹」は「引く」
【対義語】
終焉、終息、頓挫、おさまる
「惹起者」とは?
「惹起」を用いた語に「惹起者(じゃっきしゃ)」があります。
「惹起者」とは事件や事故などを引き起こした人のことをいいます。
特定の事故を起こした運転者を「事故惹起運転者」といいます。普段の会話では使いませんが、ニュースで聞くことがあるので知っておくと便利です。
惹起(じゃっき)の使い方
政治家の失言が国際紛争を惹起することになったんですって。
言葉ってこわいね。
私たちも発言には気をつけないといけないわね。
言葉の暴力っていうしね。軽はずみな発言は控えよう。
惹起(じゃっき)の例文
- 反日感情を惹起することになった。
- 軍に権力を与え過ぎたことが、二・二六事件を惹起した。
- 米軍のヘリが不時着し、住民不安を惹起するとして原因究明が求められた。
- 東日本大震災から惹起した原発事故の調査を行っている。
- その事故は、リコール隠しの疑いを惹起した。