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「惹起」の意味と使い方や例文!「惹起者」とは?(類義語)

【二字熟語】
惹起

【読み方】
じゃっき

【意味】
事件・問題などをひきおこすこと。

【語源・由来】
「惹」は「引く」

【対義語】
終焉、終息、頓挫、おさまる

「惹起者」とは?

惹起」を用いた語に「惹起者(じゃっきしゃ)」があります。

惹起者」とは事件や事故などを引き起こした人のことをいいます。

特定の事故を起こした運転者を「事故惹起運転者」といいます。普段の会話では使いませんが、ニュースで聞くことがあるので知っておくと便利です。

惹起(じゃっき)の使い方

ともこ
政治家の失言が国際紛争を惹起することになったんですって。
健太
言葉ってこわいね。
ともこ
私たちも発言には気をつけないといけないわね。
健太
言葉の暴力っていうしね。軽はずみな発言は控えよう。

惹起(じゃっき)の例文

  1. 反日感情を惹起することになった。
  2. 軍に権力を与え過ぎたことが、二・二六事件を惹起した。
  3. 米軍のヘリが不時着し、住民不安を惹起するとして原因究明が求められた。
  4. 東日本大震災から惹起した原発事故の調査を行っている。
  5. その事故は、リコール隠しの疑いを惹起した。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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