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「順調」の意味と使い方や例文!「好調」「堅調」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
順調

【読み方】
じゅんちょう

【意味】
物事が調子よく運ぶこと。とどこおりなくはかどること。また、そのさま。順潮。

【語源・由来】
「順」は「障りがない。都合がよい。」
「調」は「物事の進行するぐあい。」

【類義語】
快調、好調

【対義語】
逆順、不調、低調、逆境、低迷

順調(じゅんちょう)の使い方

ともこ
健太くん。締め切りに間に合いそう?
健太
順調にいけば締め切りの前日には仕上がりそうだよ。
ともこ
順調にいけばいいわね。
健太
何ごともなく順調にいくことを祈っているよ。

順調(じゅんちょう)の例文

  1. 術後の経過は順調です。
  2. 順調な売れ行きで安心しています。
  3. 作業は順調に進んでいます。
  4. 順調なスタートを切りました。
  5. 経済は順調に回復に向かっています。

「順調」と「好調」「堅調」の違いは?

順調」に似ている語に「好調(こうちょう)」「堅調(けんちょう)」があります。

「順調」と「好調」の違いは?

好調」は「物事の調子・ぐあいなどがよいこと。物事が思いどおりにうまくいくこと。また、そのさま。」

という意味です。

順調」も「好調」も、物事があるべきさまで、滞りなく進行している状態をいいます。

しかし「好調」は、調子や具合などが、普通より良い状態であることをいい、「順調」よりも、良い波に乗っている状態をいいます。

「順調」と「堅調」の違いは?

堅調」は、相場が上昇傾向にあることという意味です。

順調」は、物事が滞りなく進行していることをいいます。

対して「堅調」は、相場に限定して使われ、相場が上昇傾向にあることをいうので意味が違います。