【二字熟語】
弱輩
【読み方】
じゃくはい
【意味】
①年が若い人。青年。
②未熟なこと。また、未熟者。
【語源・由来】
「弱」は「わかい。おさない。」
「輩」は「同列の仲間。ともがら。」
【類義語】
青二才、駆け出し、新米、若造、ルーキー
【対義語】
老輩、老練
弱輩(じゃくはい)の使い方
健太くんのお兄さんは、いい車に乗っているわね。
弱輩者なのにあんないい車に乗るなんて生意気だよね。
高速道路で煽られそうね。
たちの悪いドライバーにすぐに目をつけられそうだ。
弱輩(じゃくはい)の例文
- 弱輩者ですがよろしくお願いします。
- 弱輩のくせに何を偉そうなことを。
- 弱輩ながら、乾杯の音頭を取らせていただきます。
- 息子はまだまだ弱輩者ですので、どうぞご指導のほどよろしくお願いします。
- 自分は弱輩の癖に多少云い過ぎた事に気がついた。(夏目漱石、行人)
「弱輩」と「若輩」の違いは?
「弱輩」は「若輩(じゃくはい)」とも書きます。
「若輩」の「若」は、若いという意味です。
「弱輩」の「弱」も、若いという意味で使われるので「弱輩」も「若輩」も同じ意味です。