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「弱輩」の意味と使い方や例文!「若輩」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
弱輩

【読み方】
じゃくはい

【意味】
①年が若い人。青年。
②未熟なこと。また、未熟者。

【語源・由来】
「弱」は「わかい。おさない。」
「輩」は「同列の仲間。ともがら。」

【類義語】
青二才、駆け出し、新米、若造、ルーキー

【対義語】
老輩、老練

弱輩(じゃくはい)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんは、いい車に乗っているわね。
健太
弱輩者なのにあんないい車に乗るなんて生意気だよね。
ともこ
高速道路で煽られそうね。
健太
たちの悪いドライバーにすぐに目をつけられそうだ。

弱輩(じゃくはい)の例文

  1. 弱輩者ですがよろしくお願いします。
  2. 弱輩のくせに何を偉そうなことを。
  3. 弱輩ながら、乾杯の音頭を取らせていただきます。
  4. 息子はまだまだ弱輩者ですので、どうぞご指導のほどよろしくお願いします。
  5. 自分は弱輩の癖に多少云い過ぎた事に気がついた。(夏目漱石、行人)

「弱輩」と「若輩」の違いは?

弱輩」は「若輩(じゃくはい)」とも書きます。

若輩」の「」は、若いという意味です。

弱輩」の「」も、若いという意味で使われるので「弱輩」も「若輩」も同じ意味です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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