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「情緒」の意味と使い方や例文!「情緒がある」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
情緒

【読み方】
じょうしょ

現在では「じょうしょ」の慣用読み「じょうちょ」が定着している。

【意味】
折にふれて起こるさまざまの感情。情思。また、その感情を誘い起こす気分・雰囲気。

【語源・由来】
「情」は「そのものから感じられるおもむき。味わい。」
「緒」は「こころ。」

【類義語】
情趣、興趣、情味

【対義語】
論理

情緒(じょうちょ)の使い方

ともこ
健太くん。何だか情緒不安定ね。
健太
悩みがあって、気持ちが落ち着かないんだ。
ともこ
そういう時は私に打ち明けると楽になるわよ。
健太
学校中に僕の悩みが知れわたるんじゃないかと、余計に悩みが増えるから遠慮しておくよ。

情緒(じょうちょ)の例文

  1. 情緒豊かな城下町です。
  2. 日本人の情緒に訴える風景だ。
  3. 健太くんには情緒障害がある。
  4. 港町は、国際情緒豊かであることが多い。
  5. 愛犬を亡くしてから、情緒不安定なんです。

「情緒がある」とは?

情緒」は、「情緒がある」という表現で使われることがあります。

情緒がある」とは、ある感情を誘い起こす独特の雰囲気があるという意味です。

【例文】

  1. 歴史を感じさせる江戸情緒がある景観です。
  2. ほかの都市では見ることができない情緒がある
  3. この歌には、昭和情緒がある