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「充分」の意味と使い方や例文!「十分」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
充分

「十分」とも書く。

【読み方】
じゅうぶん

【意味】
①満ち足りて不足のないさま。充実して完全であるさま。
②思い残すところのないさま。思うまま。
③必要なだけ、またはそれ以上あるさま。

【語源・由来】
「充」は「中身がいっぱい詰まる。みちる。みたす。」
「分」は「物事の程度や状態。」

【類義語】
充実

【対義語】
不充分

充分(じゅうぶん)の使い方

健太
風邪予防には何がいいかな。
ともこ
充分休息をとることが一番だと思うわ。
健太
じゃあ、今から寝るよ。
ともこ
寝すぎも体によくないわよ。

充分(じゅうぶん)の例文

  1. 健康のために、充分に睡眠をとる。
  2. 充分な説明がなかったからよく分からない。
  3. 古いけれども、まだ充分使える。
  4. それだけあれば充分だ。
  5. 充分いただいたのでお代わりは結構です。

「充分」と「十分」の違いは?

充分」は、元々は「十分」と書き、古くから使われていました。

十分」は、「充分」と同じ意味ですが、「10に等分すること。」という意味がある点が「充分」と違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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