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神楽の読み方!「しんらく」と「かぐら」正しいのは?

神楽の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「神楽」があります。

問題

Q「神楽」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

神楽の読み方
  1. 「かぐら」
  2. 「しんらく」
  3. 「かぐら」と「しんらく」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「神楽」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「神楽」の読み方は、「かぐら」?「しんらく」?

読み方

神楽の正しい読み方は、「かぐら」「しんらく」どちらなのでしょうか。実際に読もうとすると難しいと感じる言葉かもしれませんね。

「神」の音読みには「シン」「ジン」、訓読みには「かみ」「かん」などがあります。また、「楽」の音読みには「ガク」「ラク」など、訓読みには「たの(しい)」などがあります。

しかし、神楽の読み方は「かぐら」が正しく、「しんらく」は間違いになります。

正解は、①の「かぐら」です。

広辞苑には「かぐら」の項目はありますが、「しんらく」はありません。

「神楽」の意味

意味

「神」には「かみ」の意味があります。また、「楽」には「かなでる」「演奏する」の意味があります。

神楽の意味は「神を祀るための神事芸能」です。

広辞苑の「かぐら」の読み方には「『かむくら(神座)』の転」との記載があります。古くは神霊を招いて安置する場所として「神座(かむくら)」を設けて神々を勧請し、神事を行っていました。

神楽を用いた例文には「伝統の神楽を演舞する」があります。

まとめ

まとめ
  • 神楽の読み方は「かぐら」が正しい。
  • 「しんらく」と読むのは間違い。
  • 神楽は「神を祀るための神事芸能」を意味する。