懐柔の読み方・意味とは?(語源由来・類義語・対義語)
【二字熟語】
懐柔
【読み方】
かいじゅう
【意味】
うまく扱って、自分の思う通りに従わせること。
あー、なるほどな。それはつまり、ちょっとしたコツとかテクニックを使って、人を自分のペースに引き込むってことやな。
うまいこと人を操る感じか。なんかちょっとした魔法みたいやな!おもろいわ~。
【語源・由来】
「懐」は「だき込んで手なずける。」
「柔」は「やわらげる。」
【類義語】
篭絡
【対義語】
威圧
懐柔(かいじゅう)の解説
カンタン!解説
「懐柔」っていう言葉は、うまく人を取り扱って、自分の意のままに動かす、または自分の方に引き寄せることを意味しているんだよ。
たとえば学校で、みんなで遊びたいゲームが違って意見が分かれたとき、自分の提案したゲームをみんなと遊ぶために、友だちをうまく説得したり、お菓子をシェアして「このゲームで遊ぼうよ!」と提案すること。こうやって、友だちを自分の思う通りに動かすこと、それが「懐柔」するってことなんだ。
また、「議会を懐柔する」というのは、議会のメンバーや意見をうまく取り扱って、自分の提案や考えを受け入れさせるように努力する、ということだよ。これは政治家やリーダーが使う手法の一つで、目的を達成するために議会の中の人々の意見や立場を自分の方向に持ってくるためのテクニックや行動を指しているんだよ。
つまり、「懐柔」は、何かを達成するために、人やグループを自分の方に引き寄せる、または自分の意志に合わせるための行動や方法を言うんだよ。
懐柔(かいじゅう)の使い方
生徒会長選挙の候補者の一人が、生徒にお金を配って懐柔しているらしいよ。
ずるいわね。
そこまでして生徒会長になりたいかね。
この学校の生徒会長になったものは、日本を征するといわれているからね。
懐柔(かいじゅう)の例文
- 少額の昇給で従業員の懐柔をはかる。
- 彼を懐柔して味方に引き入れる。
- 反対勢力を懐柔する。
- 事前にともこちゃんを懐柔しておくべきだった。
- 特権を与えて懐柔した。
懐柔の文学作品などの用例
「懐柔策」とは?
「懐柔」は「懐柔策」という表現で使われます。
「策」は「はかりごとや計画。また、事をうまく運ぶための手段・方法。」のことです。
「懐柔策」とは手懐けるためのはかりごとや計画ということです。
「懐柔策」という言葉は、誰かを自分の味方にするための策略や計画のことを指すんだよ。
ああ、それはつまり、人を自分の方に引き寄せたり、味方にしたりするためのちょっとした工夫や作戦ってことやな。うまく人を手懐けるためのテクニックみたいなもんか。
【例文】
- 健太くんは懐柔策のためのある案を用意してきた。
- 懐柔策の一つとして、ごちそう攻めにすることにした。
要するに、うまく取り計らって人を自分の思い通りに動かす、という意味があるね。