回覧の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
回覧
【読み方】
かいらん
【意味】
①図書・文書などを、順送りに回して読むこと。
②あちこちを見て回ること。巡覧。
そして、第二の意味は、色んなところをぐるっと見て歩くことやな。観光とかで、色々な場所を回って見るときとかに使うんやな。
【語源・由来】
「回」は「順に送る。」
「覧」は「全体を視野に収めて眺める。広く見渡す。」
【類義語】
回付、回し読み、輪読
【対義語】
掲示
回覧(かいらん)の解説
「回覧」という言葉は、文書や手紙を順番に回して読むこと、あるいは、色んな場所を見て歩くことを表す言葉なんだよ。
例えば、学校や職場で新しいお知らせや手紙があったとき、それを全員が読むために順番に回して読むことを「回覧する」と言うんだ。その時に使われるのが、1つ目の意味で、「手紙を回覧する」という表現だよ。
2つ目の意味では、たとえば旅行で色々な場所を回って見ることや、新しい場所を探検するときに使われることもあるよ。これを「巡覧」とも言うんだね。
ちなみに、この「回覧」という言葉は、「廻覧」というように、ちょっと違う文字を使って書くこともあるんだよ。
だから、「回覧」という言葉は、文書や情報をみんなで共有するために順番に見ること、または、いろいろな場所を見て回ることを表しているんだね。
回覧(かいらん)の使い方
回覧(かいらん)の例文
- 町内会の回覧板に、振り込め詐欺に注意と書いてありました。
- 社内通達を回覧するよりも、社内メールで一斉送信した方がはやい。
- ともこちゃんが載っているというファッション雑誌をクラスの生徒で回覧した。
- 入院中の先生からの手紙を彼らに回覧した。
- 会議で出されたアイディアは、決済のために役員間で回覧される。
回覧の文学作品などの用例
「回覧板」とは?
「回覧」は、「回覧板(かいらんばん)」という表現で使われることがあります。
「回覧板」は、「順送りにして伝える告知板。特に、町内会などで、通達・連絡事項などを記した文書をとじつけて各家庭へ回す板。」という意味です。
主に、町内会や住宅地などで、大事なお知らせや連絡事項を書いた紙を固定して、各家庭へと回して伝えるための板のことを指すんだ。
みんなに知らせたいことがある時に使うんやろ。一軒一軒手を渡して、最後に元のところに返すってやり方やねんてな。ちょっと昔ながらのSNSみたいなもんやな。
【例文】
- 回覧板は、最後は僕のところに持ってきてください。
- 回覧板を隣の家に持っていくよう母に言われていたのを忘れていた。
- 今では、近所付き合いは希薄で、回覧板を回す時くらいしか顔を合わせない。
二つ目の意味は、いろんなところを歩きながら見て回ること。これを「巡覧」とも言うんだよ。