歓談の読み方・意味とは?(類義語・語源由来)
【二字熟語】
歓談
【読み方】
かんだん
【意味】
たのしく話し合うこと。うちとけた話し合い。
仲良くなったり、打ち解けたりしながら、和気あいあいとした雰囲気で話すんやな。これは、心が開いてて、何でも話せるような楽しい時間を過ごしてるってわけやな。
【語源・由来】
「歓」は「よろこぶ。たのしむ。めでる。よしみ。親しみ。」「談」は「かたる。はなす。はなし。はなしあい。」
【類義語】
懇談、談笑
歓談(かんだん)の解説
「歓談」という言葉は、人々が自由に、楽しく、親しみを持って会話することを指すんだよ。
例えば、学校終わりに友だちとカフェに行って、楽しいことや最近あった出来事、好きな映画や本の話をして、時が経つのも忘れるぐらい盛り上がるような会話。それが、まさに「歓談」だよ。また、家族が集まったときに、最近の出来事や子どもの進路など、楽しく情報交換をするのも「歓談」だね。
「歓談」には、参加する人たちがリラックスしていて、お互いの話に興味を持ち、楽しんでいるというニュアンスが含まれているんだ。「友人と歓談する」というのは、ただ友人と話すだけでなく、互いに心を開き、お互いのことをより深く知ることができるような会話をしていることを意味するよ。ただ話しているだけでなく、その会話を心から楽しんでいることを表しているんだ。
そして、この「歓談」という言葉には「款談」という別の書き方もあるんだ。でも、どちらの書き方も、親しみながら楽しく会話をする、という意味では変わらないよ。
だから、「歓談」という言葉は、心の中で感じる楽しさや親しみをもって、会話していることを表しているんだね。
歓談(かんだん)の使い方
歓談(かんだん)の例文
- 旧友と歓談する。
- 食後の歓談を楽しむ。
- しばしご歓談ください。
- テーブルを囲んで歓談していた。
- 庭を散歩しながら歓談した。
歓談の文学作品などの用例
「歓談」と「懇談」や「談笑」の違いを解説
「歓談」に似た言葉に「懇談」と「談笑」があります。
「懇談」は「うちとけて話し合うこと。」
「談笑」は「うちとけて話すこと。心安く話したり笑ったりすること。」
という意味です。
「歓談」「懇談」「談笑」いずれも「うちとけて話す」という意味が含まれますが違いは、
「歓談」は「会話を楽しむ」
「懇談」は「じっくり話す」
「談笑」は「笑いながら話す」
となります。
一方「懇談」も打ち解けて話す様子だけれども、もう少し深い、真剣な話し合いの感じが含まれている。そして、「談笑」は、人々が楽しく、笑いながら語り合う様子を指しているんだ。
それに対して、「談笑」は、笑い声が響くような、本当に楽しいおしゃべりのことやろ。みんなでワハハ~と笑いながら話す感じか。なるほど、似てるけど、使う場面や雰囲気によってちょっとずつちゃうんやな。
- 「歓談」は、結婚式などで司会者から「ご歓談ください。」といわれるように、楽しく話す。
- 「懇談」は、「保護者懇談会」のようにある事柄について打ち解けてじっくり話し合う。
- 「談笑」は、「懇談」のような話し合いではなく、笑い声を交えながら会話を楽しむ。
友達や知り合いとリラックスして会話を楽しむ時にこの言葉を使うんだ。