過多の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
過多
【読み方】
かた
【意味】
多すぎること。また、そのさま。過剰。
要らんほどたくさんあって、ちょっとやり過ぎちゃった、みたいな状態やろ?この「過多」っていう言葉、どんどん増えてしまって困る時とかに使えそうやな。
【語源・由来】
「過」は「ある範囲や基準をこえる。」
「多」は「多い。」
【類義語】
過剰
【対義語】
過小、適量
過多(かた)の解説
「過多」という言葉は、物や状態、出来事などが適切な量や程度を超えて多く存在していることを指すんだよ。
たとえば、クラスに子供がたくさん集まって、教室が狭く感じるとき、そのクラスは「生徒過多」と言える。また、ある商品が大人気で、お店の棚に商品がぎっしりと並んでいる場合、その商品は「供給過多」となるかもしれないね。
また、体の中でも「過多」の状態は起こり得るんだ。「胃酸過多」というのは、これは胃の中の酸が普段よりも多い状態を指している。胃酸が多すぎると胃が痛くなったり、胃もたれを感じることがあるよ。
「過多」とは逆に、「過少」というのは、何かが少なすぎる状態を表す言葉だよ。例えば、ある試験の合格点が70点なのに、60点しか取れなかったら、その点数は「過少」と言える。これは、求められる基準や適切な量よりも不足していることを意味するんだ。
だから、この「過多」という言葉は、ある基準や普通の量を大きく超えている状態を示しているんだね。それが、生活の中でどんな問題や影響をもたらすかは、その「過多」が何を指しているのかによって変わってくるよ。
過多(かた)の使い方
過多(かた)の例文
- 胃酸過多症で苦しんでいる。
- 需要に対し供給過多となって、価格低下を起こした。
- カロリー過多による肥満が増えている。
- 親の愛情過多に少々うんざりしている。
- ともこちゃんからの手紙は重量過多で、不足料金をとられた。
過多の文学作品などの用例
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・・・ゆる濡れ場めいた感情過多の陥穽に陥るようなことはその気稟からも主・・・ 倉田百三「人生における離合について」
「過多」と「過剰」の違いを解説
「過多」と似ている語に「過剰(かじょう)」があります。
「過剰」は、必要な程度や数量を越えて多いこと。ありあまること。また、そのさま。
という意味です。
「過多」も「過剰」も多すぎることをいう語です。
しかし、「過剰」は、必要な数量や程度を超えて多すぎることをいい、多すぎて望ましくない状態をいう点が「過多」とは違います。
「過多」は、単に多いという状態を指している。一方で、「過剰」は必要な量や程度を超えて多すぎる状態を示しているよ。
でも、「過剰」は「要らんほど多すぎる」みたいな。例えば、ショウケースにたくさんのケーキが並んでて、それが全部同じ種類なら「このケーキ、過剰やろ!」って言う感じか。要するに、必要以上に多いか、ただ多いかってとこやな。
つまり、必要以上に多いということを意味している。