慧眼の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
慧眼
【読み方】
けいがん
【意味】
物事を良く見抜くすぐれた眼力。鋭い洞察力。
表面的なことに惑わされずに、本当のことを理解できるって、かなりすごい能力やなぁ。これは頭のいい人とか、経験豊富な人によくある特技やね。
【語源・由来】
「慧」は「さとい。かしこい。」
【類義語】
眼力、眼光、心眼、達眼
【対義語】
凡眼
慧眼(けいがん)の解説
「慧眼」という言葉はね、物事の本質や細かい部分までよく見抜くことができる、とてもすばらしい目の力のことを言うんだよ。これは、人が持っているとっても鋭い洞察力のことを表しているんだ。
例えば、「慧眼の士」という言葉は、本当に物事の核心を突くことができる、洞察力が優れた人を指しているんだ。たとえば、学校で先生がすごくよく生徒の気持ちを理解していて、みんなの悩みをすぐに気づいてくれるようなときに使うことができるよ。
それから、「慧眼に脱帽した」という表現は、誰かの見抜く力に感心して、その人を尊敬するっていう意味なんだ。たとえば、友達が何かうまい考えを思いついたり、難しい問題をすぐに解決したりするときに、「すごいね、君の慧眼には脱帽だよ」と言うことができるんだよ。
だから、「慧眼」という言葉は、物事を深く理解し、本質を見抜くことができる特別な能力や才能を持った人のことを表しているんだ。
慧眼(けいがん)の使い方
慧眼(けいがん)の例文
- ともこちゃんは校長先生も認める慧眼無双です。
- 慧眼の持ち主である健太くんがいれば、事件は早々に解決するでしょう。
- ともこちゃんのような慧眼な読者は、冒頭で物語のラストを推察してしまう。
- 健太くんの慧眼によって見破られた。
- ともこちゃんが選ぶ作品は必ずヒットするため、関係者は彼女の慧眼に舌を巻く。
慧眼の文学作品などの用例
「慧眼」と「炯眼」の違いを解説
「慧眼」に似た言葉に「炯眼(けいがん)」があります。
「炯眼」は
①きらきらと光る眼。鋭い眼つき。(例:射るが如き炯眼。)
②慧眼に同じ。
(「炯」は「ひかり(光)。また、ひかる。②あきらか。光り輝くさま。」)
という意味です。
一方で、「炯眼」は、目がきらきらと輝いていて鋭い、という意味があるんだけど、これもまたすぐれた眼力や洞察力を指すことがあるんだよ。
それに対して「炯眼」は、目がピカッと光ってて、めちゃくちゃ洞察力があるってことかいな。つまり、この二つは、どっちも物事を深く見抜く力を持ってるけど、「慧眼」はもっと洞察力に重点を置いてて、「炯眼」は目が鋭いことも含まれるってことやね。なんや、似てるけど、ちょっと違うんやな。
この言葉は、ただ物を見るだけでなく、その背景や意味を深く理解できる能力を表しているよ。