謙虚の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
謙虚
【読み方】
けんきょ
【意味】
控え目で、つつましいこと。へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。また、そのさま。
自分をいつもちょっと控えめにして、他の人の意見に耳を傾けることが大事ってわけや。そうすることで、みんなから好かれるし、信頼もされるんやな。
【語源・由来】
「謙」は「控え目にして人にゆずる。」
「虚」は「邪心を持たない。」
【類義語】
敬虔、遠慮、低姿勢、控えめ
【対義語】
尊大、横柄、大胆、傲岸、生意気、高慢、偉そう、傲慢、高飛車、不謹慎
謙虚(けんきょ)の解説
「謙虚」という言葉はね、自分を大きく見せずに控えめで、謙遜な態度を取ることを言うんだよ。他の人が何か言ったときに、それを素直に受け入れて、自分のことをいつも一番前に出さないんだ。
たとえばね、「謙虚な態度」という言葉はね、自分がどんなにいいことをしても、それを自慢しないで、おとなしくて控えめな様子を示すことだよ。これは、大声で「僕がやったんだ!」って言ったりせずに、静かにして、人の話をよく聞いたり、自分の成功をひっそりと喜ぶことを意味しているんだ。
また、「謙虚に反省する」っていうのはね、自分が間違ったことをした時に、すなおにその間違いを認めて反省することを意味しているんだよ。たとえば、学校で友達とケンカしてしまったとき、自分の言い方がきつかったり、間違ったことを言ったりしたら、それを認めて「ごめんね、悪かった」と謝ることが「謙虚に反省する」ってことなんだ。
ちなみに、「謙虚」には「けんきょさ」という名詞もあって、これは「謙虚」な様子をさらに具体的に表しているんだ。つまり、いつも自分を低く見て、他の人のことを大切にする気持ちや態度のことを言うんだよ。
だから、「謙虚」という言葉は、自分を大きく見せずに、控えめでつつましい態度を取り、他人の意見を素直に受け入れることを大切にする心の姿勢を表しているんだね。
謙虚(けんきょ)の使い方
謙虚(けんきょ)の例文
- 謙虚に反省する。
- 過ちを謙虚に認める。
- 腰が低い謙虚な社長だった。
- 健太くんはもう少し謙虚になるべきだ。
- ともこちゃんは謙虚さに欠ける。
謙虚の文学作品などの用例
「謙虚」と「へりくだる」の違いを解説
「謙虚」と同じ読み方の語に「へりくだる」があります。
「へりくだる」は、「遜る」「謙る」と書きます。
「へりくだる」は、「相手を敬って自分を控えめにする。謙遜 する。卑下する。」
という意味です。
「謙虚」は、へりくだってすなおにうけいれるようすをいいます。
なので「謙虚」は「へりくだる」という意味を含みますが、すなおにうけいれるという意味がある点が「へりくだる」と違います。
それに対して、「へりくだる」とは、他の人を尊重して自分をわざと低く見せること。謙遜することや、自分を卑下することを意味するよ。
それに引き換え、「へりくだる」っていうのは、もっとガッツリ「私なんか…」って感じで、自分を低く見せるんやろ。他の人をリスペクトして、自分を控えるってことか。おお、なるほどね!確かに違いがあるんやね。
自分を低く見せて、他人を尊重することで、みんなから信頼されるんだ。