剣幕の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
剣幕
【読み方】
けんまく
【意味】
怒って興奮しているようす。いきり立った、荒々しい態度や顔つき。
もう、カンカンに怒って、怒りで顔がこわばってるかんじやな。これは、人がどんだけ怒ってるかを示す言葉やね。
【語源・由来】
もと「けんあく(険悪)」の連声 ともいうが未詳。
【類義語】
烈火の如く怒る、青筋立てる、険相
剣幕(けんまく)の解説
「剣幕」という言葉はね、誰かがすごく怒っていて、それが顔や態度に出ている状態を指すよ。つまり、ものすごくいきり立っているような、荒々しい振る舞いや怒っている顔つきのことを示しているんだ。
例えばね、「すごい剣幕でどなり込む」っていうのは、誰かがものすごく怒っていて、その怒りを声を大にして人にぶつけている様子を表しているんだよ。これは、その人の怒りがとても強く、声や顔つき、態度にもはっきりと現れていることを示しているんだ。
また、「あまりの剣幕に思わず顔をしかめた」というのはね、誰かがすごく怒っていて、その怒りの強さや激しさに、見ている人が無意識に顔をしかめる、つまり驚いたり恐れたりしてしまう状況を表しているんだよ。これは、ただ怒っている以上に、その怒りが周りの人にも強く影響を与えることを示しているんだ。
ちなみに、「剣幕」っていう言葉は、「見幕」「権幕」と書くこともあって、どれも同じように、怒りが頂点に達しているようすを示す言葉だよ。
だから、「剣幕」という言葉は、誰かが怒りでいっぱいで、その怒っている様子が外見にも現れていることを指しているんだね。
剣幕(けんまく)の使い方
剣幕(けんまく)の例文
- 彼はひどい剣幕で僕に怒鳴った。
- 彼の剣幕に押され、疑問を口にすることが出来なかった。
- ひどい剣幕で扉をバタンというものすごい音を立てて閉め、帰っていった。
- 激しい剣幕で健太くんに食ってかかった。
- 迷子になっている子に声をかけたら、誤解されたのかすごい剣幕で親が駆け寄ってきた。
剣幕の文学作品などの用例
「すごい剣幕で怒る」とは?
「剣幕」は、「すごい剣幕で怒る」という形で使うことがあります。
「すごい剣幕で怒る」とは、すごい顔つきやふるまいで怒るという意味です。
これは、怒りが顔や動作にはっきりと現れていることを意味しているんだ。
めっちゃ怖い顔して、ガンガン怒ることやな。まるで戦士が剣を振り回してるみたいに勢いがあるってことか。要するに、ただ怒ってるんじゃなくて、ものすごく怒ってるってわけやな。
【例文】
- その男性客は、店員に対してすごい剣幕で怒った。
- すごい剣幕で怒る姿を撮った動画がSNSで拡散され問題になった。
つまり、とても怒っていて、その怒りが外見にもはっきりと現れている状態を表しているんだ。