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「見聞」の意味と使い方や例文!「見聞を広める」とは?(類義語)

見聞の読み方・意味とは?(類義語)

意味

【二字熟語】
見聞

【読み方】
けんぶん

【意味】
見たり聞いたりすること。みきき、また、そうして得た知識。経験。けんもん。

二字熟語の博士
「見聞」という言葉はね、直接自分の目で見たり、耳で聞いたりすることを指すんだよ。

そして、そのようにして得た経験や知識のことを言うんだ。

助手ねこ
へぇ〜、そういうことかいな。つまり、「直接見たり聞いたりすることで学ぶ」ってわけやな。

テレビや本からだけじゃなく、実際に体験することで、頭にも心にもしっかり残るってわけやな。

【語源・由来】
「見」は「みる。目でみる。みえる。」
「聞」は「きく。きこえる。きいて知る。」

【類義語】
経験、体験

見聞(けんぶん)の解説

カンタン!解説
解説

「見聞」という言葉はね、実際に自分の目で見たり、耳で聞いたりすることを意味しているんだ。そして、そのようにして得た経験や知識のことも「見聞」と言うんだよ。

たとえば、「実地に見聞する」という表現は、本やインターネットで情報を得るのではなく、実際にその場所へ行って、自分の目で見たり、耳で聞いたりして、直接情報を得ることを指しているんだよ。これは、テレビや写真で見るのとは違って、実際にその場にいるからこそ分かることがたくさんあるってことなんだ。

また、「見聞録」という言葉は、旅行したり、特定の場所やイベントに参加したりして、見たり聞いたりしたことを記録に残したものを言うんだ。これは、自分が体験したことを他の人に伝えたり、後で自分で振り返ったりするために書くんだよ。

だから、「見聞」という言葉は、ただ情報を得るだけではなく、実際に自分で体験することで得られる深い知識や理解のことを表しているんだね。

見聞(けんぶん)の使い方

ともこ
テレビドラマで有名な水戸黄門は、なんで諸国を旅していたの。
健太
見聞を広める為じゃないかな。
ともこ
見聞を広めて政治に役立てようと思ったのかしら。
健太
あれはフィクションだからね。あまり真剣に考えないで。

見聞(けんぶん)の例文

例文
  1. 外国のことについて見聞が広い。
  2. ともこちゃんが旅行で見聞したことに基づいて書かれた本です。
  3. 健太くんは見聞が狭い。
  4. ともこちゃんは見聞が広いので、随分教えられるところがあった。
  5. 若いうちは見聞を広めた方がいい。

見聞の文学作品などの用例

  1. ・・・楚水、蘇浙小観、北清見聞録、長江十年、観光紀游、征塵録、満洲、巴・・・ 芥川竜之介奇遇

  2. ・・・蜻蛉がなぜ変だろう。見聞が狭い、知らないんだよ。土地の人は――そ・・・ 泉鏡花縷紅新草

  3. ・・・れにしてもそれだけの見聞でひとかどの薬剤師になりすまし、いき・・・ 織田作之助勧善懲悪

「見聞を広める」とは?

見聞」を使った語に「見聞を広める」があります。

見聞を広める」は、見たり聞いたりして知識を得たり、経験を積んだりすることをいいます。

二字熟語の博士
「見聞を広める」という言葉はね、色んなものを見たり聞いたりして、自分の知識や経験を増やすことを意味しているんだよ。

新しいことを学ぶことで、世界に対する理解を深めることができるんだ。

助手ねこ
ああ、なるほどね〜。「見聞を広める」ってのは、目で見たり耳で聞いたりして、いろんなことを知ったり、経験したりすることやな。

新しい本を読んだり、違う場所に行ってみたりして、頭ん中をグーンと広げるってわけや。まるで、お出かけするたびに、宝物をひとつずつ背負って帰ってくるようなもんやな!

【例文】

  1. 健太くんには世界で見聞を広めてきてもらいたい。
  2. 見聞を広めることで人間として成長することができる。
  3. ともこちゃんが見聞を広めるために海外に留学するという。