欠乏の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
欠乏
【読み方】
けつぼう
【意味】
乏しいこと。不足すること。
たとえば、お金が足りひんとか、食べ物が少ないとか、そういう「もっと必要やけど、足りてへん状況」を指す言葉やねんな。
【語源・由来】
「欠」は「足りない。あく。」
「乏」は「必要な物が足りない。とぼしい。」
【類義語】
不足
【対義語】
潤沢、豊富、充足、過剰、余剰
欠乏(けつぼう)の解説
「欠乏」という言葉はね、何かが足りないことや、不足している状態を表しているんだよ。簡単に言うと、必要なものがあまりないか、全くないっていう意味なんだ。
例えば、「資金が欠乏する」というのは、お金が十分になくて困っている状態を表しているんだ。つまり、やりたいことや必要なことがあるのに、それを実現するためのお金が足りないっていう状況を示しているんだよ。
また、「ビタミン欠乏症」という言葉はね、体の中でビタミンが足りないことを表しているんだ。ビタミンは、体を健康に保つためにとっても大切な栄養素なんだけど、それが不足すると、風邪をひきやすくなったり、肌が荒れたり、骨が弱くなったりと、体にいろいろな問題が起きるんだ。つまり、「ビタミン欠乏症」という言葉は、体に必要なビタミンが足りなくて、そのせいでいろいろな健康問題が起きる状態を表しているんだよ。
ちなみに、「欠乏」は、「闕乏」とも書くんだ。これは同じ意味の別の書き方で、どちらも「ない」や「足りない」という意味を持っているんだ。
だから、「欠乏」という言葉は、何か大切なものが不足している、もっと必要だけど、それがないという状態を表しているんだよ。
欠乏(けつぼう)の使い方
欠乏(けつぼう)の例文
- 戦闘が激化し、現地では食料が欠乏しているという。
- 酸素の欠乏が続くと脳があぶない。
- 知識の欠乏が、そういう愚かな行動を招く。
- ビタミンAの欠乏は、夜盲症を引き起こす危険性がある。
- 被災地では、医薬品が欠乏していると聞いた。
欠乏の文学作品などの用例
「欠乏」と「不足」の違いを解説
「欠乏」に似ている語に「不足(ふそく)」があります。
「不足」とは、
①足りないこと。十分でないこと。また、その箇所や、そのさま。
②満足でないこと。また、そのさま。不満。
という意味です。
「欠乏」も「不足」も、ある数量、程度より少なくなることをいいます。
しかし「不足」は、少しはあるが十分ではない、不満足という意味で使われる点が違います。
一方で、「不足」とは、何かが十分でないことを示している。これは、必要な量や程度に達していない状態のことを言うんだよ。
そんで、「不足」ってのは、もうちょっとあったらなぁって感じやな。水はあるけど、のどの渇きがまだ残るような。つまり、「欠乏」はもっと深刻な不足、そして「不足」はちょっと足りないくらいのことを言うんやな。なんや、似てるようで、ちょっと違うんやな。
何かが乏しい、つまり不十分であるという意味なんだ。