謹製の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
謹製
【読み方】
きんせい
【意味】
心をこめ、つつしんで作ること。また、その製品。多く、食品の製造業者が用いる。
特に、食べ物を作る人たちが「これはちゃんと作りましたよー」というときに使うんやね。やっぱり、心をこめて作るって大事やな。それが伝わると、食べる人も嬉しいもんな。
【語源・由来】
「謹」は「相手に対して恭敬の意を表す語。つつしんで。」
「製」は「物をこしらえる。つくる。」
【類義語】
上製
謹製(きんせい)の解説
「謹製」っていう言葉はね、物を作るときに、すごく心を込めて、慎重に、丁寧に作ることを表しているんだよ。
例えば、「謹製の手作りお菓子」という表現を見るとね、これはただ単にお菓子を作ったっていうだけじゃないんだ。お菓子を作る人が、一つ一つのお菓子に心を込めて、とても注意深く、愛情を持って作っていることを伝えているんだよ。これは、そのお菓子が特別であること、味だけじゃなくて、作る人の気持ちも大切にされていることを示しているんだね。
また、「この商品は、謹製の工程で作られた高品質な製品です」という言い方をすると、この商品を作る工程がただ普通のやり方じゃないってことがわかるんだ。ここで言う「謹製の工程」とは、製品を作る過程で、細かい点にまで気を配り、品質をとても大切にしていることを意味しているんだよ。だから、この商品は、高い品質が保証されていて、信頼できるものだっていうことが伝わるね。
つまり、「謹製」という言葉は、ただの商品や製品とは違い、特別な注意や心遣いをして作られたもの、またはそのような製品自体を指しているんだね。
謹製(きんせい)の使い方
謹製(きんせい)の例文
- 当店謹製のかまぼこです。
- 我が工房謹製のバッグは造りが違う。
- 創業400年の当店謹製の上生菓子です。
- 文化祭限定、私のクラス謹製のたい焼きです。
- 謹製と書いてあるお菓子を贈ると喜ばれる。
誤用に注意!
「謹製」は、多く製造業者や製作者が商品の上書きなどに使います。
つつしんで製造すること。また、その製品をいう語です。
自分がへりくだることで相手に敬意を表します。
謙譲語の主語は自分なので、「これは越後屋謹製のケーキです。」というように、他人が作ったものに対して使うのは本来誤用です。
そして、そのように作られた製品のことも指すんだ。特に食品を作る会社がこの言葉をよく使うよ。