気性の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
気性
【読み方】
きしょう
【意味】
①生まれつきの性質。気質。きだて。気象。
②性質がしっかりしているさま。気が強いさま。
そして2つめは「性格がしっかりしてる」や「気が強い」ってことやな。なるほどな、これは便利な言葉やな。
【語源・由来】
「気」は「精神・感情の働き。」
「性」は「生まれつき。本来の性質。」
【類義語】
気質、性
気性(きしょう)の解説
「気性」という言葉には、2つの意味があるんだよ。
まず、一つ目の意味として「人が生まれながらに持っている性質や気質」を指しているんだ。例えば、「気性が激しい」と言ったら、その人の感情が激しく、ちょっとしたことで怒ったり、喜んだりする性格の持ち主ということになるんだよ。一方、「さっぱりとした気性」は、その人が直接的で、くよくよしない、ストレートな性格を持っていることを示しているんだ。
次に、二つ目の意味として「性質がしっかりしているさま」や「気が強いさま」を示しているんだ。この場合、もう少し具体的に言うと、その人は自分の意見や考えをしっかり持っていて、他人に流されにくい性格の持ち主だと言える。「気性な奴だ、心配いたすな」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉というのは、その人がとてもしっかりしていて、どんな困難な状況にも負けない強さを持っていることを示しているんだよ。
つまり、「気性」という言葉は、生まれつきの性格や、その性格がしっかりしているかどうか、あるいはその意志が強いかどうかを示す言葉として使われるんだね。
気性(きしょう)の使い方
気性(きしょう)の例文
- 大量に輸血すると気性がすっかり変わってしまう事例があるという。
- 長い付き合いなので健太くんの気性はよく知っている。
- 生まれ持った気性はなかなか変えることはできない。
- 彼は激しい気性の持ち主だったが、弱い者には思いやりを見せる一面があった。
- 格闘家である彼は気性が荒いが、喧嘩になっても手を出さない分別はある。
気性の文学作品などの用例
「気性が荒い」とは?
「気性」を用いた表現の一つに「気性が荒い」があります。
「気性が荒い」とは、生まれつきの性質が、勢いがあり乱暴であるさまをいいます。
例えば、「急に大声を出す人」や「すぐに物を投げる人」とか、そういう性格の人を指してるわけやろ?短気ってやつやな。
【例文】
- 気性が荒い馬で、乗りこなせる人は少ない。
- 彼は気性が荒いから付き合いづらい。
- 自分の気性の荒さを何とかしたいと思いカウンセリングを受けた。
そしてもう1つは、性格がしっかりしていたり、気が強いといった意味も持っているんだ。