奇襲の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
奇襲
【読み方】
きしゅう
【意味】
相手の油断、不意をついて、思いがけない方法でおそうこと。不意打ち。
敵が油断してる間に、サッと攻撃して驚かせるのが「奇襲」ってことやね。これはまさに「不意打ち」やな。
【語源・由来】
「奇」は「予想から外れた。思いがけない。」
「襲」は「おそう。おそいかかる。」
【類義語】
闇討ち、不意打ち、夜討ち、いきなり
【対義語】
防衛
奇襲(きしゅう)の解説
「奇襲」という言葉は、相手がまったく予期していない、または警戒していない瞬間に、突然攻撃や行動をすることを指すんだよ。
つまり、相手を驚かせるための方法や技巧を駆使して、その不意を突くわけだ。例えば、びっくり箱を開けたときに飛び出してくるものに驚く感じと似ているんだ。ただ、びっくり箱は遊びで驚かせるためのものだけど、奇襲はもっと本気の戦術や策略として使われることが多いんだよ。
「敵の背後から奇襲する」というは、敵がこちらを全く警戒していない、または気づいていない背後から、突然攻撃をしかけるという状況を示しているんだ。このような方法は、敵の戦力や防御を無効化して、一気に優位に立つための戦術として、しばしば使われるよ。
また、「奇襲攻撃」という言葉は、この奇襲の方法を使った攻撃のことを指しているんだ。普通の直接的な攻撃とは異なり、奇襲攻撃は相手の予期しない場所や時間、方法で行われるため、防御が難しく、一瞬で局面が変わることもあるよ。
だから、「奇襲」という言葉は、驚きや不意を突いて行動することを表していて、特に戦略や戦術の中で、相手の油断や予期しない方法での攻撃を仕掛ける時に使われることが多いんだよ。
奇襲(きしゅう)の使い方
奇襲(きしゅう)の例文
- 闇夜に乗じて奇襲をかける。
- 背後から奇襲をかけるとは卑怯だ。
- 奇襲作戦を決行する。
- 日本軍は、真珠湾を奇襲した。
- あれ以来厳重警戒を敷かれ、奇襲の機会は二度となかった。
奇襲の文学作品などの用例
「奇襲」と「急襲」の違いを解説
「奇襲」に似ている語に「急襲(きゅうしゅう)」があります。
「急襲」は、敵のすきをねらって、急に襲いかかることをいいます。
「奇襲」も「急襲」も、相手がまだ攻撃に備えていないところに襲いかかることをいいます。
「急襲」は、急であることに重点を置いて使われます、
対して「奇襲」は、予想外、意外という意味に重点を置いている点が違います。
一方、「急襲」はその名の通り、急に襲い掛かることを意味する。これは速さや突然性が強調されるんだ。
一方で、「急襲」は、サッと急に攻めてくる感じやな。ある日の晴れた日に、いきなりガーっと襲われたら、それが「急襲」ちゅうことやな。うーん、似てるけど、ちょっとずつ違うんやな。
戦争や戦略の中でよく使われる言葉だね。