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「克服」の意味と使い方や例文!「克復」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
克服

【読み方】
こくふく

【意味】
努力して困難にうちかつこと。

【語源・由来】
「克」は「がんばって打ちかつ。」
「服」は「つき従う。」

【類義語】
克己、超克

【対義語】
挫折

克服(こくふく)の使い方

健太
怪我をしてから、恐怖が勝って競技に専念できなくなったんだ。
ともこ
恐怖を克服しなといけないわね。
健太
どうすればいいかな。
ともこ
競技中にケガをしない、大丈夫だという経験を焦らず少しずつ積んでいくしかないわね。

克服(こくふく)の例文

  1. 高さに対する恐怖をなかなか克服することができない。
  2. 苦手科目を重点的にやり、苦手意識を克服する。
  3. 自分の悪癖を克服しようと考えた時期もありましたが、克服することをやめ付き合うことにしました。
  4. 自分の力で困難を克服したことで、とても自信がつきました。
  5. 弱点を克服しないと、ライバルに勝つことができない。

「克服」と「克復」の違いは?

克服」と同じ読み方の語に「克復」があります。

克復」とは、困難な事態を乗り越えて、もとの状態にもどすことをいいます。

克服」も「克復」も、「克」という漢字が同じで、「打ち勝つ」という意味があります。

しかし「克服」は、困難に打ち勝つという意味です。

対して「克復」の「復」は、 「もとの状態にもどる。もどす。」という意味があり、困難に打ち勝って、元の状態に戻すことをいいます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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