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「桟敷」の意味と使い方や例文!相撲の「桟敷席」とは?(類義語)

【二字熟語】
桟敷

【読み方】
さじき

【意味】
①祭りの行列や花火の見物などのために、道路や川などに面してつくる仮設の席。桟敷席。
②劇場・相撲場などで、一段高くつくった板敷きの見物席。江戸時代の歌舞伎劇場では、平土間の左右に一段高く2階造りにつくった上等の見物席。桟敷席。

【語源・由来】
「さずき(仮庪)」の音変化。

【類義語】
観覧席、ロイヤルシート

桟敷(さじき)の使い方

健太
明日、相撲の夏場所を見に行くんだ。
ともこ
いいわね。どの席なの?
健太
桟敷席だよ。
ともこ
うらやましいわ。私も行きたい!

桟敷(さじき)の例文

  1. 今年は桟敷で花火を見る。
  2. 芝居を二階の桟敷で見る。
  3. 国技館の桟敷席で相撲を観戦するのが夢だ。
  4. 桟敷に案内された。
  5. 第二列の桟敷にいる派手な格好の子がともこちゃんです。

相撲の「桟敷席」とは?

桟敷」を用いた語に「桟敷席(さじきせき)」があります。

桟敷席」は、「桝席(ますせき)」の古い言い方で上席のことをいいました。

桟敷席」は、土俵から遠い席でも見やすいように階段状に作られているためひな段桟敷ともいいます。

現代では、土間になっている「溜席」のほうが、土俵に近い上席です。