【二字熟語】
懇談
【読み方】
こんだん
【意味】
打ち解けて親しく話し合うこと。
【語源・由来】
「懇」は「真心がこもること。ねんごろ。」
「談」は「話す。語る。」
【類義語】
談笑、歓談
懇談(こんだん)の使い方
健太くんと彼は仲がいいの?
仲良いよ。その証拠に、昨日も二時間ほど懇談したよ。
へえ。昔は仲が悪かったのにね。
お互い丸くなったんだよ。
懇談(こんだん)の例文
- 会議の後、彼と懇談したが有意義な時間だった。
- 生徒の学業成績について父母と懇談する。
- 映画の試写会の後に、主演俳優との懇談会が予定されています。
- 大臣は、訪問先で特派員ら記者団と懇談した。
- この件について一度君とじっくり懇談したいと考えていた。
「懇談」と「面談」「懇親」の違いは?
「懇談」に似ている語に「面談(めんだん)」「懇親(こんしん)」があります。
「懇談」と「面談」の違いは?
「面談」は、面会して直接話をすることをいいます。
「懇談」も「面談」も、話をすることをいいます。
しかし「懇談」は、打ち解けて親しく話すことをいいます。
対して「面談」は、面と向かって話すことをいいます。
「懇談」と「懇親」の違いは?
「懇親」は、
①ねんごろで親しいこと。また、そのさま。親切。じっこん。
②親しく交際すること。親しみ合うこと。親睦 (しんぼく) 。
という意味です。
「懇談」も「懇親」も、「懇」という漢字が共通しています。
「懇」は、「うちとける。したしくする。」という意味です。
しかし「懇談」は、打ち解けて親しく話すことをいいます。
対して「懇親」は、「ねんごろで親しいこと。親しく交際すること。」をいうので意味が違います。