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「懇懇」の意味と使い方や例文!「懇々と言い聞かせる」とは?(類義語)

【二字熟語】
懇懇

「懇々」「悃悃」とも書く。
【読み方】
こんこん

【意味】
心の込もったさま。また、心を込めて丁寧に説くさま。

【語源・由来】
「懇」は「まごころをつくす。心をこめてする。」

【類義語】
丁寧、噛んで含めるように

懇懇(こんこん)の使い方

ともこ
健太くん。家を継ぐ決心をしたのね。
健太
父さんに、代々続いてきたこの家系のすごさを懇懇と説かれたんだよ。
ともこ
400年続く、貴族の血を受け継ぐ家系ですもんね。
健太
僕の代で途切れさせるわけにはいかないって思ったんだよ。

懇懇(こんこん)の例文

  1. 校長先生は、生徒に命の大切さを懇懇と説いた。
  2. 懇懇と説明したことで、ともこちゃんは理解してくれたようだ。
  3. 師が愛弟子に懇懇と語って聞かせた。
  4. 彼は懇懇と礼儀の大切さを説諭した。
  5. それがいかに重要であるか懇懇と熱弁していた。

「懇々と言い聞かせる」とは?

懇懇」を用いた表現の一つに「懇懇と言い聞かせる」があります。

懇懇と言い聞かせる」は、相手が理解しやすいよう丁寧に言って聞かせるという意味です。

【例文】

  1. 息子に、芸人になることの大変さを懇懇と言い聞かせる
  2. 節約して貯金しないと老後苦労することになることを懇懇と言い聞かせる
  3. 勉強することの大切さを懇懇と言い聞かせる
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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