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「魂胆」の意味と使い方や例文!「魂胆見え見え」とは?(類義語)

【二字熟語】
魂胆

【読み方】
こんたん

【意味】
①心に持っているたくらみ。策略。
②入り組んだ事情。内情。

【語源・由来】
「魂」は「こころ。」
「胆」は「心の底。本当の気持ち。」

【類義語】
企図、計略、策略、狙い、本音、本心、真意、下心、意図

魂胆(こんたん)の使い方

健太
ともこちゃんがいない間に食べてしまおう。
ともこ
なるほど。そういう魂胆だったのね。
健太
ともこちゃん。犬の散歩に行ったんじゃなかったの?
ともこ
犬の散歩が大好きな健太くんが、私に行かせるなんておかしいと思って戻ってきたのよ。

魂胆(こんたん)の例文

  1. 何か魂胆があるようだ。
  2. 魂胆なしに援助を申し出るなんてことがあるだろうか。
  3. 何か魂胆があってそうしたわけではないということを信じてほしい。
  4. 健太くんの魂胆は見え透いている。
  5. こんな私に親切にしてくれるとは、何か魂胆があるに違いない。

「魂胆見え見え」とは?

魂胆」は「魂胆見え見え」という表現で使われます。

魂胆見え見え」の「見え見え」とは「本人の隠そうとしている魂胆・意図などが他人にははっきりとわかってしまうさま。」という意味です。

魂胆見え見え」は「心に持っているたくらみや策略が他人にはっきりとわかってしまうさま」をいいます。

魂胆見え見え」は、何か悪いことをたくらんでいる相手に対して不快感を表す意味として用います。

魂胆見え見えだ。」という使い方もします。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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