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「広漠」の意味と使い方や例文!「宏漠」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
広漠

【読み方】
こうばく

【意味】
広々としてはてしないさま。

【語源・由来】
「広」は「面積・範囲が大きい。ひろい。」
「漠」は「ひろい。果てしないさま。」

【類義語】
果てしない、切りのない、空々漠々

広漠(こうばく)の使い方

健太
広漠な砂漠が広がっているね。
ともこ
見渡す限り砂漠ね。
健太
この砂漠を森にかえるには何年かかるのかな。
ともこ
何年かかってでも、人類のために森にかえないとだめなのよ。三歩進んで二歩下がるとしても進んでいかないとだめなのよ。

広漠(こうばく)の例文

  1. 飛行場から出ると、そこには広漠なジャガイモ畑が広がっていました、
  2. 広漠たる海で遭難した船を見つけるのは難しい。
  3. 冬になり、広漠たる森林が一面銀世界に変わり幻想的な風景になった。
  4. 広漠とした宇宙に一人取り残されたら、心細いどころではないだろう。
  5. 広漠たる荒れ地のなかに遠く離れて町が散在している。

「広漠」と「宏漠」の違いは?

広漠」は「宏漠」とも書きます。

宏漠」の「」は「規模や度量が大きい。ひろい。」という意味があります。

広漠」の「」も「ひろい。」という意味で使われるので、「広漠」も「宏漠」も同じ意味です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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