【二字熟語】
功名
【読み方】
こうみょう
【意味】
手柄を立てて、名をあげること。また、その手柄。
【語源・由来】
「巧」は「いさお。すぐれた仕事。てがら。」
「名」は「世に知られた名前。ほまれ。評判。」
【類義語】
功績、偉勲
【対義語】
汚名
功名(こうみょう)の使い方
健太くんのお兄さんは就職したのよね。
功名をあげたいってうずうずしているようだよ。
功名をあげて出世できると良いわね。
焦って失敗しないといいけどね。
功名(こうみょう)の例文
- 功名を立てる。
- 健太くんは功名心が強い。
- テレビの世界に入ってくる人は誰でも人一倍功名心が強いです。
- 人よりうまくなりたいという功名心があります。
- 人間だれしも功名心があり、認められたと思っている。
「功名心にかられる」とは?
「功名」は「功名心にかられる」という表現で使われます。
「功名心」は「功名を求める心。巧妙にあせる心」という意味です。「かられる」は、動詞「か(駆)る」の未然形に受身の助動詞「れる」が付いて一語化したものです。ある激しい感情に動かされるという意味です。
「功名心にかられる」とは巧妙にあせる激しい感情に動かされるということで、手柄を優先してしまうあまり焦る様子をいう語です。