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「屈強」の意味と使い方や例文!「屈強な男」とは?(類義語・対義語)

屈強の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
屈強

「倔強」とも書く。

【読み方】
くっきょう

【意味】
きわめて力が強く頑丈なさま。究竟 (くっきょう) 。

二字熟語の博士
「屈強」という言葉は、非常に力が強くて頑丈な状態を表しているんだよ。

これは、物事や人が非常に強固で、簡単には壊れたりしないという意味が込められているんだ。

助手ねこ
ほぉ〜、それはつまり、「めっちゃ力持ちでがっちりしてる」ってことかいな。

例えば、スーパーヒーローみたいに、どんなに大変なことがあってもビクともせず、強くて頼りがいのある感じやな。なんやかんやで、ガタイがいい人や物って、安心感があるってわけやね。

【語源・由来】
「屈」は「(「倔 (くつ) 」と通用)力強い。」
「服」は「力や勢いがある。固く丈夫だ。つよい。」

【類義語】
頑健、強靭、精強、たくましい

【対義語】
軟弱、ひ弱

屈強(くっきょう)の解説

カンタン!解説
解説

「屈強」という言葉はね、とっても力が強くて、丈夫な様子を表すんだよ。この言葉は、人や物が非常に強い力を持っていて、とても頑丈であることを意味しているんだ。

たとえば、「屈強な若者」という言葉を使うときは、その若者がとても力強く、体も丈夫で、たくましいことを表しているんだよ。スポーツをしている人や、重いものを持つのが得意な人のように、体力がすごくあって、強い人のことを指すんだ。

また、「倔強な性格」という言葉は、性格が強くて、自分の考えをしっかり持っていることを表しているよ。この場合は、体力の強さというよりは、精神的な強さや、自分の意見をはっきりと持っている様子を言っているんだね。

そして、「屈強」は「倔強」とも書くことがあるんだよ。この「倔強」という言葉も、同じように、精神的にも体力的にも強いという意味を持っているんだ。

だから、「屈強」という言葉は、体がとても強くて頑丈な状態を意味していて、時には心が強いことも表現する言葉なんだね。

屈強(くっきょう)の使い方

健太
ともこちゃん。護衛はちゃんと選んだの?
ともこ
しっかり面接して選んだわよ。
健太
顔で選んだんじゃないの?屈強さで選ばないとだめだよ。
ともこ
やっぱり顔が大事よ。

屈強(くっきょう)の例文

例文
  1. 健太くんは屈強な若者だ。
  2. あの軍隊は屈強な兵ばかりだ。
  3. 屈強な男が四人がかりでその荷物を運んだ。
  4. 船員は、数々の苦難を乗り越えた屈強な連中ばかりです。
  5. 屈強な男が二人、常に門の前に立っている。

屈強の文学作品などの用例

  1. ・・・しい、頬は窶れたが、屈強な壮佼。 渋色の逞しき手に、赤錆ついた大・・・ 泉鏡花露肆

  2. ・・・ころ二十五歳ぐらい、屈強な若者で、叔父の家には十一二の年から使わ・・・ 国木田独歩少年の悲哀

  3. ・・・十四、五かと思われる屈強な壮漢が手綱を牽いて僕らの方を見向きもし・・・ 国木田独歩忘れえぬ人々

「屈強な男」とは?

屈強」を用いた表現の一つに「屈強な男」があります。

屈強な男」とは、頑健で強い男性のことをいいます。

二字熟語の博士
「屈強な男」というのはね、とても丈夫で力が強い男性のことを言うんだ。

この言葉は、身体的にも精神的にもとても強く、たくましい男性を表すんだよ。

助手ねこ
へー、そうなんや。じゃあ、「屈強な男」っていうのは、体がガッチリしてて、力も強い男の人のことやな。

筋肉ムキムキで、どんな困難も乗り越えられそうな、めっちゃ強そうな男の人ってことか。なんか、ヒーローみたいやな。

【例文】

  1. 多くの屈強な男たちがあの海で命を落とした。
  2. 健太くんが屈強な男に追いかけられていたので110番通報した。