【二字熟語】
空虚
【読み方】
くうきょ
【意味】
①内部に何もないこと。また、そのさま。から。
②実質的な内容や価値がないこと。むなしいこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「空」は「中身・根拠がない。何もない。からっぽ。」
「虚」は「からっぽで何もない。むなしい。」
【類義語】
空疎
【対義語】
充実
空虚(くうきょ)の使い方
いつもいた人がそばにないことに空虚さを感じるよ。
いるはずの場所にぽっかり穴があいたような気分になるわよね。
空虚感を覚えるほど、彼女は僕の一部になっていたんだな。
人は、失恋を乗り越えて大きくなるのよ。
空虚(くうきょ)の例文
- 痛切に心の空虚を感じる。
- 家族はみんな外出しているのか、部屋は空虚だった。
- 受け売りばかりの空虚な説を論じられても説得力がない。
- 健太くんは、抜け殻のように空虚に日々を送ってる。
- ともこちゃんは、空虚な笑いを浮かべてた。
「空虚感」とは?
「空虚」を用いた表現の一つに「空虚感」があります。
「空虚感」の「感」とは、「物事に接して生ずる心の動き。感じ。」という意味です。
「空虚感」とは、心が空っぽになったような虚しい感じをいいます。
【例文】
・愛犬を亡くし空虚感を抱き、何も手につかない。
・心の底が抜けたような空虚感を覚える。
・この漠然とした空虚感がどこから来るのか分からなかった。