巨躯の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
巨躯
【読み方】
きょく
【意味】
並はずれて大きな体。巨体。
通常のものとは比べ物にならんほど、でっかい体のことやね。サイズ感がぜんぜん違うんやな。
【語源・由来】
「巨」は「おおきい。」
「躯」は「からだ。」
【類義語】
巨体
【対義語】
矮躯
巨躯(きょく)の解説
「巨躯」という言葉は、とても大きな体を持つことを表す言葉なんだよ。
例えば、「巨躯の力士で、相手を一瞬で投げ飛ばした」というのは、その力士がとても大きな体を持っていて、その大きさを利用して相手を瞬時に投げ飛ばすことができた、ということを示しているんだ。巨躯の力士って、ただの力士よりも体が大きくて、それが相撲での強さの一因になることもあるんだよ。
また、「彼は巨躯ながらも、とても優しい人柄だ」というは、彼の体がすごく大きいという意味の「巨躯」を使っているけど、その大きな体とは反対に、彼の性格はとても優しいと言っているんだ。つまり、彼の外見と中身のギャップを強調して、驚きや興味を持たせているんだよ。
だから、「巨躯」という言葉は、普通のものや人よりもずっと大きな体を持っていることを強調して言いたいときに使う表現なんだね。
巨躯(きょく)の使い方
巨躯(きょく)の例文
- 離れていても分かる健太くんの巨躯は、近くで見るとさらにすごかった。
- その力士は堂々たる巨躯だった。
- 彼は日本人にしては巨躯の持ち主です。
- 健太くんが巨躯の彼と向き合うと、見上げる形になる。
- 巨躯の彼にミニクーパーは狭いのではないだろうか。
巨躯の文学作品などの用例
-
・・・アの一撃にカルネラの巨躯がよろめいた。しかし第三回あたりからは、・・・ 寺田寅彦「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
「巨躯」と「巨体」の違いを解説
「巨躯」に似ている語に「巨体(きょたい)」があります。
「巨体」は、「きわめて大きなからだ。巨躯 。」という意味です。
「巨躯」も「巨体」も、並はずれて大きい体をいいます。
しかし「巨躯」は、硬い表現で、文章で使われることが多い点が違います。
しかし、細かく見ると「巨躯」は特に並外れて大きな体を意味し、一方「巨体」は単に非常に大きな体を指す。
でも、「巨体」は、もう、デカイ体ってだけやな。バスケの選手とか、長身の人のこと言ってる感じか。ん~、でも結構似てるから、文脈によってちょっと使い分ける感じやな。
別の言い方をすると、巨体ともいう。