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「極上」の意味と使い方や例文!「特上」「究極」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
極上

【読み方】
ごくじょう

【意味】
きわめて上等なこと。また、そのさまやもの。

【語源・由来】
極めて上等の意。

【類義語】
最上、至高、上々、上等

【対義語】
極下

極上(ごくじょう)の使い方

健太
うわあ。あたたかい。
ともこ
極上のカシミアで編まれているからね。
健太
身体の芯からポカポカする気がするよ。
ともこ
気に入ってくれたようでよかったわ。

極上(ごくじょう)の例文

  1. 極上のシャンパンをいただいた。
  2. これは極上の品だ。
  3. 沖縄で極上の休日を過ごした。
  4. 極上の牛肉しか取り扱っておりません。
  5. このチョコレートは極上の素材で作られています。

「極上」と「特上」「究極」の違いは?

極上」に似ている語に「特上(とくじょう)」「究極(きゅうきょく)」があります。

「極上」と「特上」の違いは?

特上」は、「特別に上等であること。また、その物。」という意味です。

極上」も「特上」も、とても上等であることという意味です。

極上」は極めて上等、「特上」は特別に上等という意味なので、上等を極めた「極上」の方が上等です。

「極上」と「究極」の違いは?

究極」は、「物事をつきつめ、きわめること。また、その最後の到達点。究竟。」という意味です。

極上」は極めて上等なことをいいます。

対して「究極」は、どんどん高めていって最終的に到達するところをいいます。

なので、「究極」の方が「極上」よりも上であることをいいます。

究極のイチゴ」は「極上のイチゴ」よりも、その道を極めたこの世の中で一番おいしいイチゴということです。

また「極上」は、品質や性能に対して使うことが多いですが、「究極」は、品質や性能意外に、「究極の目的」のように、最終的にたどり着く境地という意味で使われる点が違います。