驚愕の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
驚愕
【読み方】
きょうがく
【意味】
非常に驚くこと。驚駭(きょうがい)。
ええっ、そうなんか。それはつまり、「めちゃくちゃ驚くこと」みたいなもんやな。
思わず「えっ!?」って声が出るような、すごい驚きのことを「驚愕」と言うんやな。うーん、これは覚えとこ。
【語源・由来】
「愕」は「おどろく。おどろきあわてる。」
【類義語】
喫驚、驚倒、呆然
【対義語】
平然、泰然、平静、沈着、冷静
驚愕(きょうがく)の解説
カンタン!解説
「驚愕」という言葉は、本当に驚くような出来事や状況を表す言葉なんだよ。
驚愕の意味は、とっても驚くこと、すごくビックリすることっていう感じで、他の言葉で言うと「驚駭(きょうがい)」というのが同じような意味を持っているんだ。この「驚愕」は、ただの驚き以上に、思いもよらない出来事や情報に直面したときの、深い驚きや衝撃を感じることを示しているんだよ。
例えば、「市中を驚愕させた事件」というのでは、その事件が市の中でとても驚きのものだった、つまり市民全員がすごく驚いたということを言っているんだ。普通の出来事とは違って、その事件には特に驚きの要素が多かったってことだね。
また、「部下のものも驚愕して諫止しようとしたが、信長の決意は動かなかった」〈鎖国・和辻哲郎〉という文章では、信長が何か決意や計画を持っていたことに、部下たちがとても驚いたことを表しているよ。これは、部下たちはとても驚きながらも彼を止めようとしたけど、信長は自分の考えを貫き通す強い意志を持っていた、ということを伝えているんだね。
だから、「驚愕」という言葉は、ただ驚く以上の、強い驚きや衝撃を感じる状況を表しているんだね。
驚愕(きょうがく)の使い方
ともこちゃん。テストで100点を取ったんだよ。
・・・。
ともこちゃん。聞いてる?テストで100点を取ったんだよ。
いつも0点の健太くんが100点を取るなんて、驚愕のあまり声がでなかったわ。
驚愕(きょうがく)の例文
- 驚愕の表情を浮かべる。
- 理科室から爆発音が聞こえ、驚愕した生徒たちが何事かと飛び出してきた。
- 訪問者の顔を見て、あまりの意外さに驚愕した。
- 健太くんは歓喜と驚愕のために声がうわずっていた。
- 今日の演奏には驚愕させられたよ。
驚愕の文学作品などの用例
「驚愕」は良い意味?悪い意味?
「驚愕」は、「驚」「愕」ともに驚くということを表す漢字で、「驚愕」は非常に驚くという意味です。
なので、「驚く」ことであれば良い意味でも悪い意味でも使われます。
【例文】
- 彼らの高度な技術に驚愕した。
- 国中を驚愕させた事件だった。
- その日記には驚愕の事実が記されている。
「予想外のことに驚愕した」「驚愕の真実」というように、悪いニュアンスを含む場合が多いですが、良い意味、悪い意味の両方に使うことができます。
また、「驚駭」という言葉と同じ意味で使われることもあるんだ。