脅威の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
脅威
【読み方】
きょうい
【意味】
強い力や勢いでおびやかすこと。また、おびやかされて感じる恐ろしさ。
例えば、大きな波が来たら、その波の勢いにおびえるって感じやろ?そんな風に、すごい力に恐れを感じることを「脅威」と言うんやな。
【語源・由来】
「脅」は「人に迫っておびやかす。」
「威」は「力で押さえつけ、人を恐れさせる。」
【類義語】
恫喝、威嚇、怖気
【対義語】
威圧
脅威(きょうい)の解説
「脅威」という言葉は、強い力や勢いでおびやかすこと、また、おびやかされて感じる恐ろしさという意味なんだよ。
例えばね、「戦争の脅威にさらされる」っていうのは、戦争の恐ろしさや危険性に直接的に影響を受ける、またはその影響を受ける可能性がある状態にあることを表しているんだよ。戦争とは大きな争いや戦闘のことだから、その危険や恐ろしさを直接感じるっていうのは、本当に安全を脅かされている状態を示しているんだね。
次に、「脅威を与える」っていうのは、何かや誰かが他のものや人々に対して強い圧力や恐怖をもたらす、またはそれを感じさせることを言っているよ。たとえば、猛獣が近づいてきたら、その猛獣は私たちに脅威を与えるってことになるんだ。
そして、「脅威を感じる」というのは、自分自身が何らかの恐れや不安を実際に感じている状況を表現しているんだ。これは、何か危険やリスクが近づいてきて、それに対しての警戒感や恐れを実感しているときに使われる言葉だね。
だから、「脅威」という言葉は、大きな恐れや不安を感じさせる力や状況を表しているんだね。
脅威(きょうい)の使い方
脅威(きょうい)の例文
- 戦争の脅威にさらされる。
- 近隣諸国の脅威に備える。
- 頻発する地震が住民に脅威を与えている。
- 彼らの新製品がわが社の脅威になりうる。
- 核兵器の開発に脅威を感じる。
脅威の文学作品などの用例
「脅威」と「驚異」の違いを解説
「脅威」と同じ読み方の語に「驚異(きょうい)」があります。
「驚異」は驚き不思議がること。また、驚くほど素晴らしい事柄や現象。
という意味です。
「脅威」は脅かすことをいう語なので、「驚異」とは意味が違います。
一方、「驚異」は、とても素晴らしくて驚くような事柄や現象を示している。これは、驚きと感動を同時に持たせるような意味があるんだ。
それに対して、「驚異」は、ほんまにビックリするけど、それが素晴らしいことや、夢中にさせるようなもんで、感動もあるって感じか。ようするに、一つは「うわっ、やばい!」、もう一つは「うわっ、すごい!」みたいなんやな。
そして、その力や勢いによって感じる恐ろしさや不安のことも言うんだ。