共感の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
共感
【読み方】
きょうかん
【意味】
他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。また、その気持ち。
他の人の気持ちや考えに、自分も「それ、わかるわ~」ってなることやろ?心と心が通じ合ってるって感じやな。
【語源・由来】
「共」は「いっしょに。ともに。」
「感」は「外部の物に触れて心が動く。心の動き。」
【類義語】
同意、賛成、同情、共鳴、同感、同調、有情
【対義語】
反感
共感(きょうかん)の解説
「共感」という言葉は、他人の意見や感情などを自分も同じように感じること、あるいは、その感じる気持ち自体を指すんだよ。
例えばね、友達が「この映画、感動した!」って言ったときに、自分もその映画を見て同じ気持ちになったり、「うん、私もそう思う!」って感じること、それと同時に、その感じた気持ちそのものも「共感」というんだ。「共感を覚える」という表現は、何かを聞いたり見たりした時に、自分もその気持ちや考えを持っていると感じることを言うんだよ。
また、「共感を呼ぶ」という表現は、ある意見や行動が多くの人々から賛同や理解を得ることを指しているんだ。例えば、有名な歌手の曲が多くの人の心に触れた時や、誰かのスピーチが多くの人から支持を受けた時に、その意見や感じたことが多くの人々に共有されるってことだね。
さらに、「彼の主張に共感する」というのは、彼が言っていることや考えに、自分も賛成だとか、その考えは正しいと感じることを示しているよ。この場合、彼の考えや意見に対して、自分も同じように思っている、あるいはそれが正しいと感じていることを言っているんだ。
だから、「共感」という言葉は、他人の気持ちや考えに同じように感じること、またはその感じた気持ちそのものを表しているんだね。
共感(きょうかん)の使い方
共感(きょうかん)の例文
- ともこちゃんの発言に共感を覚える。
- その考えには共感できないな。
- 小説の主人公の思いに共感する。
- 彼らの活動は、地域に共感の輪を広げている。
- その記事は、広く世間の共感を呼んだ。
共感の文学作品などの用例
-
・・・犠牲的精神あるのは、共感を信じ、光明を未来に信ずるためだ。 かく・・・ 小川未明「単純化は唯一の武器だ」
「共感力」とは?
「共感」を用いた語に「共感力(きょうかんりょく)」があります。
「共感力」は、「他人と感情を共有する力」をいいます。
他人の心の波長に自分の心の波長を合わせ、全くの同一ではなく、自己を保ったうえで他人に寄り添う力をいいます。
それはただ単に同じ感情を共有するだけでなく、自分の立場や考えを保ちながらも、他人の気持ちに真剣に耳を傾け、心で感じることを表す言葉だよ。
でも、それって、自分の意見や感じてることを忘れちゃうわけじゃなくて、自分らしさを持ちつつ、友達の気持ちに寄り添うことができるってわけや。う~ん、それって、ほんまに大事なことやな。
つまり、相手の気持ちや考えに賛成や理解を示すことだよ。