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「心情」の意味と使い方や例文!「心境」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
心情

【読み方】
しんじょう

【意味】
心の中の思い。気持。

【語源・由来】
「心」は「こころ。きもち。精神。」
「情」は「こころ。きもち。」

【類義語】
感情、情

心情(しんじょう)の使い方

ともこ
昨日の事件は悲しい事件だったわね。
健太
あの犯人の心情は理解できるんだよな。
ともこ
自分の家族を殺された仕返しだったのよね。
健太
しかも警察がちゃんと捜査してくれなかったんだよね。ひどい話だよ。

心情(しんじょう)の例文

  1. 健太くんの心情を察して一人にしておこう。
  2. 遺族の心情を察して取材は控える。
  3. 友人に心情を打ち明ける。
  4. ともこちゃんに心情を吐露した。
  5. 心情的な問題に対応する。

「心情」と「心境」との違いは?

心情」に似ている語に「心境」があります。

心境」は心の状態。こころもち。(例:心境の変化をきたす。)

という意味です。

心境」の「」は「置かれた状態」という意味です。

心情」は「ある物事に対して思っていること」をいうのに対して、「心境」は「自分が置かれている状態に対して思っていること」をいうので、意味が違います。