狂喜の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
狂喜
【読み方】
きょうき
【意味】
異常なまでに喜ぶこと。
「狂喜」という言葉は、通常の喜びを超えて、非常に強く喜ぶことを表しているんだよ。
そやな。それは、ものすごくうれしくて、テンションが上がるってことやな。
ただ喜ぶよりも、ずっと強烈に嬉しい感じやで。まるで、宝くじで一等当たったかのような、あの感じやな。
【語源・由来】
「狂」は「行為などが正常の域を外れる。正気とは思えないさまである。」
「喜」は「よろこぶ。よろこび。」
【類義語】
歓喜、驚喜
【対義語】
悲痛
狂喜(きょうき)の解説
カンタン!解説
「狂喜」という言葉は、普通の喜びを超えて、とても強く、異常なほどに喜ぶことを意味しているんだよ。
この言葉を使うときは、単に喜ぶ以上の、本当に大きな喜びを感じている様子を表現したいときに使われるんだ。例えば、「合格通知に狂喜する」というのは、テストや試験に合格した知らせをもらった時に、その喜びがとても強くて、普段の自分とは違うほど大喜びする様子を表しているんだ。
また、「私が大ファンであるところの作家友達Fさんからで狂喜して何度も読む」〈これからはあるくのだ・角田光代〉という文章は、自分が大好きな作家の友人Fさんからの手紙やメッセージをもらって、それがとても嬉しくて、何度も何度も読み返してしまうという様子を示しているんだよ。
だから、「狂喜」という言葉は、心の底からの、そして普段とは違う強烈な喜びを感じるときに使う表現なんだね。
狂喜(きょうき)の使い方
野球選手に応援のメッセージを送ったら、直筆の手紙が届いたんだ。
すごいわね。
狂喜乱舞して読んだよ。
健太君の宝物ね。
狂喜(きょうき)の例文
- 阪神が勝つと、狂喜のあまり道頓堀に飛び込む人が多い。
- 合格の知らせに狂喜する。
- 健太くんの顔には狂喜の表情が浮かんでいた。
- ともこちゃんが生まれた時、おとうさんは、狂喜乱舞したという。
- 分厚い極上の肉を前に、健太くんは狂喜した。
狂喜の文学作品などの用例
「狂喜乱舞」とは?
「狂喜」を用いた四字熟語に「狂喜乱舞」があります。
「狂喜乱舞」とは、非常に喜んで興奮し、羽目を外して舞うことをいいます。
「乱舞」は、羽目を外して舞い踊ることをいいます。
「狂喜乱舞」とは、非常に喜びや興奮を感じることで、その感情を抑えられずに、盛り上がって踊ることを指す言葉だよ。
ああ、それはもう、すっごく嬉しくてテンションが上がりまくって、ワーッと踊り出すようなことやな。
例えば、大好きなアーティストのライブでサプライズゲストが出てきて、思わず「ワーイ!」ってなって踊り出すような感じやろ。すんごいハッピーな時に、体ごと表現したくなるような感じのことを「狂喜乱舞」というんやな。
【例文】
- 初優勝に狂喜乱舞する。
- 頭がおかしくなったのかと思うほど狂喜乱舞していた。
- 逆転勝利に、観客は狂喜乱舞した。