狂騒の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
狂騒
「狂躁」とも書く。
【読み方】
きょうそう
【意味】
狂ったような騒がしさ。
「狂騒」という言葉は、とても騒がしくて、まるで狂ったような様子を表しているんだよ。
ああ、それはつまり、ものすごいにぎやかで、ちょっとはちゃめちゃな感じの騒ぎやな。
なんか、お祭りやコンサートの盛り上がってるとこみたいな、まるでみんながおおはしゃぎしてるような状態やな。ピーピー、ワーワーってな感じやな。
【類義語】
乱痴気騒ぎ、狂乱、騒動、どんちゃん騒ぎ
狂騒(きょうそう)の解説
カンタン!解説
「狂騒」という言葉は、狂ったような大騒ぎや、非常に騒がしい状況を表す言葉なんだよ。
例えば、「都会の狂騒から逃れる」というのは、都会の騒々しさや混雑から逃れて、静かな場所に行きたい、という意味だよ。都会って、車の音や人々の声、様々な音が絶えず鳴り響いていて、そのうるさい雰囲気から逃れたいと思うことがあるんだね。
また、「その想像は人々を狂騒きょうそうに陥おとしいれるのに充分だった」〈空の中・有川浩〉という文章は、ある考えや想像が人々を大きく興奮させ、非常に騒がしくさせるほどの影響があったという意味だよ。この文の中の「狂騒に陥る」は、大きな興奮や動揺の中に巻き込まれる、っていうことを表しているんだ。
ちなみに、「狂騒」は「狂躁」とも書くことがあるんだよ。「躁」は、興奮や騒がしいことを意味する言葉だから、この書き方でも同じ意味として使われることがあるよ。
だから、「狂騒」という言葉は、普通よりもはるかに騒がしい、あるいは興奮した状態やそのような環境を示しているんだね。
狂騒(きょうそう)の使い方
またマスコミの狂騒が始まったね。
今回の狂騒はいつ終わるのかしらね。
マスコミが飽きるまで続くんじゃないかな。
芸能ネタじゃなくて政治家の不正とか、もっと国民にとって有意義なことで騒いでほしいわよね。
狂騒(きょうそう)の例文
- 都会の狂騒を避けて田舎に行く。
- 遮音効果のあるカーテンなので、外の狂騒は部屋の中まで達しない。
- 祭りの中心部は狂騒状態で、興奮した人々が集まりまっすぐ歩くこともできなかった。
- 恐怖をあおり、人々を狂騒に陥れた。
- 人々の興奮は狂騒の域に達していた。
狂騒の文学作品などの用例
「狂騒状態」とは
「狂騒」を用いた表現の一つに「狂騒状態(きょうそうじょうたい)」があります。
「狂騒状態」とは、狂ったように騒がしいありさまをいいます。
「狂騒状態」とは、本当に騒がしくて、まるで何かが狂ってしまったかのような状況のことを指すんだよ。
ええっ!? つまり、めっちゃうるさいかんじで、みんながテンション上がってバタバタしてるとこを、その「狂騒状態」と言うんやな。
年末のデパートとか、セールの時のお店みたいな感じか? なるほど、それは賑やかやな!
【例文】
- 何事かあったのか、いつも静かな街が狂騒状態になっていた。
- 花見で浮かれ騒ぐ狂騒状態の人たちを眺めるのは嫌いではない。
- 周囲が狂騒状態にあっても冷静さを失わなかった。