【二字熟語】
満喫
【読み方】
まんきつ
【意味】
①存分に飲み食いすること。
②十分に楽しむこと。
【語源・由来】
「満」は「十分に足りて欠けたところがない。」
「喫」は「食う。飲む。」
【類義語】
満足、堪能、充足
満喫(まんきつ)の使い方
健太くん。遅いわよ。
ポカポカしていたから二度目の睡眠を満喫してしまったよ。
春眠暁を覚えずっていうもんね。
春の二度寝と遅刻はしょうがない。
満喫(まんきつ)の例文
- スキーの醍醐味を満喫する。
- 読書の秋を満喫する。
- リゾート気分を満喫する。
- 温泉を満喫して帰る。
- 田舎の生活を満喫する。
「満喫」と「満足」「充実」の違いは?
「満喫」に似ている語に「満足(まんぞく)」「充実(じゅうじつ)」があります。
「満喫」と「満足」の違いは?
「満足」は、
①心にかなって不平不満のないこと。心が満ち足りること。また、そのさま。
②十分であること。申し分のないこと。また、そのさま。
③数学で、ある条件を満たしていること。
という意味です。
「満足」は、望みを達して満ち足りることをいいますが、「満喫」は、十分すぎるほどに楽しんで心の底から「満足」している状態をいいます。
「満喫」と「充実」の違いは?
「充実」は、「必要なものが十分に備わること。中身がいっぱいに満ちていること。」という意味です。
「充実」は、「設備の充実を図る」「充実した生活」のように、十分に備わっていることをいいます。
対して「満喫」は、十分に楽しむことをいうので意味が違います。