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「重箱」の意味と使い方や例文!「重箱の隅をつつく」とは?(類義語)

【二字熟語】
重箱

【読み方】
じゅうばこ

【意味】
食物を盛る箱型の容器で、2重、3重、5重に積み重ねられるようにしたもの。多くは漆塗りで、精巧なものは蒔絵、螺鈿などをほどこす。

【語源・由来】
「重」は「かさなる。かさねる。」
「箱」は「はこ。」

【類義語】
お重

重箱(じゅうばこ)の使い方

ともこ
日本史のテストはどうだった?
健太
重箱の隅をつつくようなテストだったよ。
ともこ
細かいところから出題されていたわよね。
健太
教科書の隅っこの小さい字の注釈から出題するなんて悪質だよ。

重箱(じゅうばこ)の例文

  1. 彼は、重箱で味噌を擂るように雑なやり方だ。
  2. 細かすぎるのはその子の才能を潰す。重箱の隅は杓子で払えというじゃないか。
  3. 重箱の隅を楊枝でほじくる様な詮索はするな。
  4. 楊枝で重箱の隅をほじくるように小うるさく言う。
  5. 縁組や献立は、上の字を音、下の字を訓で読む重箱読みという。

「重箱の隅をつつく」とは?

重箱」を用いた表現の一つに「重箱の隅をつつく(じゅうばこのすみをつつく)」があります。

重箱の隅をつつく」とは、すみからすみまで、または、些細なことまで干渉・穿鑿することのたとえという意味です。

【類表現】
・重箱の隅を楊枝でつつく
・楊枝で重箱の隅をほじくる
・重箱の隅を楊枝でほじくる

【例文】

  1. ともこちゃんは、いつも重箱の隅をつつくようなことばかり言う。
  2. 人に嫌われるから、重箱の隅をつつくようなことはやめよう。