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「目端」の意味と使い方や例文!「目端が利く」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
目端

【読み方】
めはし

【意味】
場合を見はからう気転。めはしり。

【語源・由来】
目の端にとらえて抜け目なく物を見ることの意から。
「端」は「ひろい。心がひろい。ゆとりがある。」

【類義語】
機転が利く、目先が利く、気が利く、才気走る、機を見るに敏な、当意即妙な、要領がよい、抜け目がない、融通がきく

「目端が利く」とは?

目端」は、主に「目端が利く」という言い方で使われます。

目端が利く」は慣用句の一つで、機転が利くという意味です。

「目鼻が利く」と間違えることが多いので注意しましょう。

【例文】

  1. 目端が利く健太くんは、いつもうまくやる。
  2. ともこちゃんは目端が利いて、器量が良い。
  3. 目端が利く健太くんは、この先の流れを読んでいた。
このように、「目端が利く」は、プラスの意味で使われます。

目端(めはし)の使い方

健太
次の空手部の部長は、本当に彼で良かったんだろうか。
ともこ
彼は、意外と目端が利くから大丈夫よ。
健太
不安だな。
ともこ
きっと健太くんより優秀な部長になると思うわよ。

目端(めはし)の例文

  1. ともこちゃんは目端が利く店員さんです。
  2. あのスカウトは目端が利かない。
  3. 商売をするためには、目端が利かないと長く続かない。
  4. 健太くんは、存外目端が利く。
  5. 目端が利くともこちゃんにならまかせても大丈夫だろう。