姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「無念」の意味と使い方や例文!「無念でならない」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
無念

【読み方】
むねん

【意味】
①仏語。妄念のないこと。迷いの心を離れて無我の境地に入り、何事も思わないこと。正念。
②くやしいこと。また、そのさま。

【語源・由来】
妄念のないこと。

【類義語】
残念、心残り、悔い、遺憾、悔しい、失望

【対義語】
有念

無念(むねん)の使い方

健太
最後の試合だったのに、無念な結果に終わってしまったよ。
ともこ
この学校での試合は最後でも、競技人生は続いていくんだから、無念を晴らす日が来るわよ。
健太
無念を晴らして優勝したいな。
ともこ
前向きに頑張りましょう。

無念(むねん)の例文

  1. 健太くんの無念は私が晴らす。
  2. 無念の涙をのむ。
  3. 残念無念だ。
  4. 無念無想の境地にある。
  5. ともこちゃんの無念さは想像に難くない。

「無念でならない」とは?

無念」を用いた表現の一つにがあります。「無念でならない」があります。

無念でならない」の「ならない」は、動詞「な(成)る」の未然形+打消しの助動詞「ない」から成る言葉で、「てならない」の形で、その事について抑えようのない気持ちを表します。

無念でならない」は、くやしくてしょうがないという意味です。

【例文】
・ともこちゃんの気持ちを考えると無念でならない
・成功まであと一歩だったと思うと無念でならない

【スポンサーリンク】