【二字熟語】
未熟
【読み方】
みじゅく
【意味】
①果実・作物などがまだ十分に熟していないこと。また、そのさま。
②学問や技術などの経験・修練がまだ十分でないこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「未」は「いまだ。いまだ…ず。まだ…しない。」
「熟」は「物事に十分なれる。」
【類義語】
幼い、幼稚
【対義語】
老練、熟練、円熟、老巧、成熟
未熟(みじゅく)の使い方
健太くん。彼女が応援に来ているわよ。
本当に?急に緊張してきたぞ。
彼女が来たくらいで動揺するなんて未熟者ね。
まだまだ修行が足りないなあ。
未熟(みじゅく)の例文
- 未熟児で生まれてきました。
- まだ未熟な腕前です。
- 健太くんの考え方は未熟だ。
- ともこちゃんは未熟で、プロの道は遠い。
- これを作った当時はまだ未熟だったんだ。
「未熟」と「未成熟」の違いは?
「未熟」に似ている語に「未成熟(みせいじゅく)」があります。
「未成熟」は、「穀物や果物が十分に実っていないこと。また、人間の体や心が十分に生育していないこと。機運が熟していないこと。」という意味です。
「未熟」も「未成熟」も、「果実・作物などがまだ十分に熟していないこと。半人前。」という意味は同じです。
しかし、「未成熟」には、物事の時期がまだ適していないという意味がありますが、「未熟」にその意味はありません。