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「悶絶」の意味と使い方や例文!「悶絶の声」とは?(類義語)

【二字熟語】
悶絶

【読み方】
もんぜつ

【意味】
もだえ苦しみ気絶すること。

【語源・由来】
「悶」は「もだえる。思い悩む。もだえ苦しむ。」
「絶」は「途中でたち切る。連続しているものや関係が切れる。」

【類義語】
気絶

悶絶(もんぜつ)の使い方

健太
ともこちゃん達女子の交換日記はすごいね。
ともこ
楽しそうでしょう。
健太
何語なんだかよく分からないよ。高名な作家さんがこれを読んだら悶絶してしまうかもね。
ともこ
日本語の乱れは心の乱れだって怒られそうね。

悶絶(もんぜつ)の例文

  1. 拷問されて悶絶した表情を浮かべた。
  2. 健太くんが急に悶絶して、声にならない声を上げた。
  3. たゞ一人影を相手に戦闘を展開して、悶絶一歩手前の疲労状態に近づいてゐた。(坂口安吾、朴水の婚礼)
  4. 私の赤黒い変な顔を見ると、あまりの事に悶絶するかも知れない。悶絶しないまでも、病勢が亢進するのは、わかり切った事だ。(太宰治、誰)
  5. 悶絶して倒れた通行人を介抱する。

「悶絶の声」とは?

悶絶」を用いた表現の一つに「悶絶の声(もんぜつのこえ)」があります。

悶絶の声」とは、もだえ苦しむ声のことをいいます。

【例文】

  1. 激しい痛みに悶絶の声を上げる。
  2. 足の小指を家具の角にぶつけ、悶絶の声を上げた。