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「門戸」の意味と使い方や例文!「門戸を開く」とは?(類義語)

【二字熟語】
門戸

【読み方】
もんこ

【意味】
①門と戸。
②一家。家。
③流儀、一派。
④初歩。

【語源・由来】
「門」は「かど。建物のもん。出入り口。」
「戸」は「と。とびら。出入り口。とぐち。」

【類義語】
一家、家、一派

門戸(もんこ)の使い方

健太
あのチームは、入部規定が厳しいんだよね。
ともこ
今年から規定が緩くなって、やる気があれば老若男女問わず門戸を開いているそうよ。
健太
本当に?でも、入るのは簡単だけど、レギュラー入りが難しいのは変わらないか。
ともこ
それは努力次第ね。

門戸(もんこ)の例文

  1. レシェルはパランに加勢してもらって、南の海岸線を守備するといいわけしながら、北の海岸線から撤退してしまった。これではイギリス軍にフランスの門戸をあけてやっているようなものだ。(ヴィクトル・ユゴー、九十三年)
  2. 法改正で、男女平等に教育を受ける権利が認められ、女子にも門戸が開かれました。
  3. 会員、非会員に問わず、何人に対しても門戸を開いている。
  4. 教会はお金持ちだけでなく、貧しい者や病人にも門戸を開いている。
  5. 箱根駅伝の全国への門戸開放を提案し続けてきた。

「門戸を開く」とは?

門戸」を用いた表現の一つに「門戸を開く(もんこをひらく)」があります。

門戸を開く」とは、門や戸を開くという意味で、外部の者を受け入れる姿勢を取ることを表す言葉です。

【例文】

  1. この学校は、働きながら学びたい学生のために門戸を開く夜間授業が行われています。
  2. 一芸に秀でた者にも門戸を開くためにA.O入試がある。