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喪主の読み方!「もしゅ」と「そうしゅ」正しいのは?

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「喪主」があります。

問題

Q「喪主」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

喪主の読み方
  1. 「もしゅ」
  2. 「そうしゅ」
  3. 「もしゅ」と「そうしゅ」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「喪主」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「喪主」の読み方は、「もしゅ」?「そうしゅ」?

読み方

 

喪主の正しい読み方は、「もしゅ」「そうしゅ」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「喪」の音読みには「ソウ」、訓読みには「も」「うしな(う)」「ほろ(びる)」などがあります。また、「主」の音読みには「シュ」「ス」、訓読みには「ぬし」「おも」「あるじ」「つかさど(る)」があります。

喪主の読み方は「もしゅ」「そうしゅ」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「もしゅ」と「そうしゅ」の両方です。

広辞苑には「もしゅ」「そうしゅ」の両方の項目があります。ただし、「そうしゅ」を引くと「もしゅ」の項目に導かれ、喪主の読み方としては「もしゅ」のほうが多く使われています。

「喪主」の意味は、「もしゅ」も「そうしゅ」も同じ

意味

喪主の意味は「葬式を執行する責任者」です。

「喪」には「人の死後、近親者が一定期間悲しみの意を表すこと」「うしなう。なくす」「ほろびる」の意味があります。一方、「主」には「ぬし。あるじ」「おもな。ちゅうしんとなる」の意味があります。

喪主を用いた例文には「長男が喪主となる」「妻が喪主を務める」があります。

まとめ

まとめ
  • 喪主の読み方は、「もしゅ」「そうしゅ」のどちらも正しい。
  • ただし、「もしゅ」と読むことのほうが多い。
  • 喪主は「葬式の執行する責任者」を意味する。