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「毛頭」の意味と使い方や例文!「毛頭ございません」はビジネスで使える?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
毛頭

【読み方】
もうとう

【意味】
(多く打消しを伴って)少しも。

【語源・由来】
毛の生えた頭の意。

【類義語】
いささかも、少しも

毛頭(もうとう)の使い方

健太
彼は、知事選に出馬するつもりは毛頭ないって言っていたのに出馬したね。
ともこ
200%ないって言っていたわよね。
健太
政治家は聖人君主じゃないもんね。
ともこ
私たちと同じ人間だから、気が変わることもあるわよね。

毛頭(もうとう)の例文

  1. 健太くんの気持ちを傷つけるつもりは毛頭なかった。
  2. 健太くんは説得に応じるつもりは毛頭ないようだ。
  3. 僕は、その件に関して疑う気など毛頭ありません。
  4. その会に参加するつもりは毛頭ない。
  5. 健太くんのすることに対してとやかく言うつもりは毛頭ない。

「毛頭ございません」はビジネスで使える?

毛頭」を用いた表現の一つに「毛頭ございません」があります。

毛頭ございません」とは、全くありませんという意味です。

毛頭ない」の丁寧な表現なので、ビジネスで使うことが可能です。

自分のしたことなどに対して、全くそのようなつもりはありませんと強く否定する表現です。

しかし、目上の人の意見に対して、「毛頭ございません」と強く否定するのは失礼にあたるため、「いささかもございません」「少しもございません」のような表現に言い換えた方が良いでしょう。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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